ビックリするハサミの渡し方

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子どもの頃、親とか学校でハサミの渡し方を教わりました。

ハサミの刃の方を持って、相手に取っ手の部分を向ける渡し方です。


この渡し方ですね。

ところがニュージーランドに限らず、この「ハサミの渡し方」というのを知らない人が本当に多いことに驚きます。

カフェで働いていると、何かをちょっと切りたいときとかに「ハサミを貸してくれる?」と言われます。
もちろん毎日は聞かれません。月に1回あるかないかくらいの頻度です。

10人いたら、日本人以外ほぼ全員がこういう返し方をしてきます。

思いっきり刃がこっちを向いてます。

まぁ、でも考え方によっては「ハサミの渡し方」なんて細かいルールがあるのは日本くらいなのかもしれません。
なので、もちろん刃をむけて返してくる人は、「刃を相手に向けるのは良くない」なんて考えてもみたこともないだろうし、相手が日本人の場合、相手が「怖い渡し方だな」と思っていることにすら気がついてないと思います。

なので彼らには悪意はもちろんありません。もちろんここで書きたいことは「ハサミの渡し方も知らない」とか言って非難するつもりもありません。これはカルチャーギャップみたいなものですからね。

言われてみれば果物ナイフなどでナイフを使うとき、日本は刃を自分の方に向けて切ります。それは外に刃を向けて何か間違いがあった場合、誰かを傷つけてしまうからです。ところがアメリカでは、ナイフを外に向けます。それは刃を内に向けて使っていて、何か間違いがあったとき自分を切ってしまうかららしいです。

でも、先日。
これは許せないという渡し方をするお客さんがいました。
お客さんは自分の子どもが、プラスチックのバンドを手に付けて取れなくなったと言って、ハサミを借りに来ました。

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そして、その人は借りてすぐ子どもの手についたプラスチックバンドを切って、こう返してきました。

使ったまま、刃を開いて「Thanks」と言って渡してきたんです。

正直、この時ばかりはイラっと来ました。
この親は子どもにこうやって渡すのか?何かあって手を切ったらどうするのか?など言いたいこと山盛りでした。
たいがいほとんどの人は刃を閉じて返してきます。それは刃が開いていたら危ないことくらいわかっているからです。刃の向きは文化の違い。でも刃を閉じるか開くかは、文化の違いではありません。

もちろん日本人でもそうやって渡す人はいるだろうし、ニュージーランド人が悪いわけではないんですけどね。

刃の向きは、何を主体にして考えるかの違いなんでしょうけど、「刃の方を持つ」ということ1つ取っても、日本の文化って1つ1つきめ細かいなーと思いました。

でもその反面、生まれたときから日本の文化・風習を教わってない、つまり日本の風習にネイティブではない外国人にとって、日本のきめ細かさは入りにくくて、面倒くさい文化なんだろうなーとも思いました。

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