やっぱりユルいNZ。大切な調査も電話で解決

ちょうど先週の今日、たまたま取った電話が運の尽きでした。

その前に「そもそも」という説明をしないと話が見えないと思うので、その辺から説明をしたいと思います。
日本でもそうだと思うんですけど、ニュージーランドではお酒を売るためにはそのお店と売る人の両方がリカーライセンスという免許を持っていなければ行けません。どっちか1つでも欠けると販売ができなくなります。

免許持っている人だけがレジで売るわけではなくて、持ってない人がレジをやってもOK。ただし免許持っている人が監視している必要があります。ちなみに自分はその免許を3年ほど前に取りました。


これがその証書。このライセンスを取ったおかげで永住権も英語のテストが不要になりました。

そしてちょうど今、お店のライセンス更新の手続きをしている最中です。
更新には書類のやり取りはもちろん、警察が前回の更新から警察沙汰になるような問題がなかったか調べたり、保健所がお酒をキチンと販売できているか調査に来たり、お役所がアレコレと口を出してきます。

そしてもし何か不具合があって更新ができなかったりしたらお酒を販売することができなくなり、ビジネスにとって大きな痛手。
なので、更新手続きはいつもピリッとした空気の中で執り行われていました。

そんな中、話は戻って先週の今日。お昼過ぎに電話が鳴りました。


This photo was originally taken by thebmag

電話を取ると保健所のおばちゃんでした。

「マネージャーと話をしたい」と言われたので「はい。マネージャーですけど」と答えると、「リカーライセンス更新の調査は、私たちがお店まで行かないといけないんだけど、あなたのところはここから遠いから電話で確認をしたいの」と言ってきた。

でたーー!やっぱりユルいぞ、ニュージーランド!と思ったのもつかの間。

「だからそこの状況を説明して」と言ってきた。もちろん説明は英語で。

「英語で説明」というイヤな状況に加えて、ごまかしが利きにくい電話での面接。急にテンパってきました。

ここはこっちが一人でしゃべるのは不利と判断して、相手から答えを引き出す作戦を取りました。
そうすれば「これがあなたのライセンスタイプはこれとこれだけど、それで合ってる?」とか、「張り紙(法律で決められたものがあるんです)は、これらが貼ってあるよね?」という言われて「貼ってあるよ!」と答えるだけなら楽勝だ!と思ったからです。

ところが相手は百戦錬磨。甘くはありません。

「まずライセンスのタイプを教えて」から始まり、「バーカウンターの中にはどんな張り紙が貼ってある?」とか「酔ったお客さんが来た場合はどう対処する?」「飲んでる途中でお客さんが泥酔したらどうする?」「Incident reportはどんなことを付けてる?」などなど質問攻め。
どの質問も「Yes」では答えられない「どうやって」を説明しなければいけない質問しかしてこないから、それらを全部説明しなければいけませんでした。

中にはひっかけ問題みたいな不安を煽る質問をして揺さぶりをかけてみたりされて。

電話が終わった頃には一気に老けて還暦を迎えてました。

最後は「特に問題なさそうね」と言ってくれて、ホッと一息。良かった!

でも、結局大切な調査を電話でするのはユルいですよね。いくらでもウソ付けるわけですから。まぁ、こっちにはそんな余裕全然ありませんでしたけど。

それにしても緊張する面接でした。

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