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ニュージーランドは飲酒運転にユルい国です。
ワイナリーとかには自分の車でみんな行きます。
そして何種類ものお酒を飲んで、次のワイナリーへ。そしてそこでも何種類も飲んで次のワイナリーへ…を当たり前のように繰り返します。
田舎にある辺鄙な場所にあるバーはみんな車で行って、べろべろに酔って車で帰ったりします。
この前なんてガソリンスタンドで隣に停まった車は、運転席から箱単位のビール瓶をゴミ箱に捨てていました。
運転してて、コーラを飲む感覚でビールとか飲んでいるのを普通に見かけます。
そんな飲酒運転にユルいニュージーランド。法律的にどの辺からが飲酒運転になるのかをちょっと調べてみました。
This photo was originally taken by nudevinyl
日本の飲酒運転に関する法律
ニュージーランドの法律を知る前に、日本の法律を紐解いてみましょう。
日本ではお酒を飲んで運転すると大きく2つに分類されます。
1つは息の中に含まれるアルコール濃度に関係なく、お酒の影響を受けてまっすぐ歩けなくなったり、ちゃんと喋れないとアウトになる「酒酔い運転」
これはその場で最低3年の免許取り消しになってしまいます。
そしてもう一つは「酒気帯び運転」
これは息の中に含まれるアルコール濃度によって2つに分けられます。
0.15以上0.25未満で最低13点減点。これだけでも90日の免停になる。0.25以上だと25点減点。これは免許取り消し2年になります。
ちなみにこの0.15とかは1リットルの息にたいして何ミリグラムのアルコールがあるかです。
いろいろ書きましたが、とりあえず0.15を越えるとアウト。0.25を越えたら相当アウトってことです。
ニュージーランドの飲酒運転に関する法律
そしてニュージーランドはと言うと。
驚かないでくださいね。
0.40
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です。0.15の約3倍弱飲んじゃってもOKです。
あーなるほど。どうりでねー。と納得しそうになったんですけど、他の国はどうなっているんでしょう。
This photo was originally taken by Simon Collison
海外の飲酒運転事情
やっぱり世界は広い。というか世界はユルい。
アメリカやカナダ、スイスなどは0.8!ニュージーランドのさらに倍、日本の5倍くらいユルいみたいです。
いろいろ見て行くと、むしろ0.4くらいは海外だと一般的で日本が厳しすぎるのかも?と思える結果でした。
さらに罰も世界は広い。
トルコは「車で郊外に連れて行かれ、酔いが覚める程度の距離(32km)を歩いて帰る」という斬新な罰を与えていたり、マレーシアはなぜか「本人と配偶者を投獄」配偶者はいい迷惑です。
中でも厳しいのは再犯者の場合は、死刑(銃殺)という恐ろしい国(ブルガリア、エルサルバドル)もありました。
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飲んだら乗るな。乗るなら飲むな
「銃殺されるから飲まない」とか、そういうことじゃなくて、飲酒運転は危ないからやっちゃいけませんよね。
「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」でいきたいですね。
情報元
Drinking & Driving | ALAC
飲酒運転 – Wikipedia
世界の飲酒運転|世界の交通事故状況