また最低時給がアップ↑ 良いこと?悪いこと?

スポンサーリンク

ニュージーランドの最低時給が2012年4月1日から50セントアップして13.5ドルになります。
ちなみに前回は2011年4月でそのとき13ドルになりました。さらにさかのぼる事2008年には12ドル。4年で1.5ドルあがったということですね。

最低賃金で働いていることが多いワーキングホリデービザの人だけでなく、いろんな人が50セントアップで「やったー!」と喜んで良いことなんですけど、いろいろ深く考えていくとこの最低金銀のアップは良いことなのか悪いことなのか、複雑な気持ちになってしまいます。

というのも


This photo was taken by yum9me

雇われる側には一見いいお知らせ

たかが50セントアップ。されど50セント。
週30時間働く人は1週間で15ドルアップ。月計算したら60ドル、年間で言えば720ドル上がることになります。
これがフルタイム(40時間)だと年間で1000ドルの収入アップです。
雇われる人にとっては1,000ドルの収入アップはホント嬉しい限りですよね。
1000ドルあれば大きなテレビが買えるし、オーストラリアとか近場の旅行が1回できてしまうほどです。

国はその雇用される側が収入アップをきっかけに、ものを買ったり遊びに使ったりして、とにかく経済に流れを作ろうと考えているようです。

最終的には15ドルとか16ドルくらいまで持っていきたいとか。

でも、雇う方は?と言えば

最低賃金の従業員が10人いたら、この最低時給アップで年間7,000ドルから10,000ドルの人件費が増えるわけです。10,000ドルの利益、売り上げではなく利益、をあげるのに1杯4ドルのコーヒーショップはいったい何杯コーヒーを多く売らないといけないんでしょう。

4ドルのコーヒー1杯で利益が幾ら出てるかわかりませんが、1ドルから2ドルが利益として、大目に見た2ドルでも1年で5,000杯多く売る必要があります。1日14杯弱。1日にすれば「楽勝じゃん」と思ってしまうかもしれませんが、経営を圧迫するのは間違いありません。

結果的に、国民全員にしわ寄せが

売り上げ数をあげる努力をみんながすれば良いんですけど、中には売り上げを上げる努力ではなく、人減らしをして人件費を抑えようとする経営者がいます。
そうするとただでさえ失業率が高いのに、さらなる失業率のアップなんてことだって起こりかねないわけです。

スポンサーリンク

もしくは売値を上げて、その分の補填をしようとします。
そうすると最低賃金が上がっても、物価がそれと同じか、それ以上の割合で上がってしまうので、消費者は結果的に支出が増えてしまったりするわけです。
ホントは5セントアップで良いのに切り上げて10セント上げたり、便乗値上げで20セントあげたりするパターンです。

そこへ来て、最低時給でない人たちの賃金もこのタイミングで上がるのか?と言われるとそうでもありません。
そうすると、最低時給でなかった人たちは感覚的には賃金差が縮まってしまいます。つまり実質的には時給が下がった感じになってしまうんです。
それってかなりのモチベーションダウンだし、物価が上がったり、労働時間が短くなったり、むしろ被害を被ってしまう可能性だって出てくるんです。

でも結局は素人のつぶやき

まぁ、こんなこと偉そうに書いても素人の戯れ言です。
個人的にはお給料が上がるのは大歓迎ですが、経営陣は大変だなーと思ったのでアレコレ書いてみたわけです。

こういう話は常に賛成派・反対派で分かれるので、難しいですよね。

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS