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今回の話はニュージーランドの生活とはほとんど、というかまったく関係のない話です。
ずっと前から「なんでだろ?」と思ったことを調べてみたので、記事にしてみることにしました。
調べた内容はタイトルの通り「なんでシェフの帽子はあんなに長いんだろう?」です。
ずーーーーっと昔、ガキの使いに寄せられた質問の手紙が「なんでシェフの帽子はあんなに長いんですか?」というのがあった。
そのときの松本人志の答えは
旨味が詰まっているでした。だから、シェフとしての腕前が上がれば上がるほど帽子は長くなっていくと。
イメージ的にはこんな感じ。
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その話を聞いてから、長い帽子を見ると「あの人は相当旨味が詰まってるな」とわけのわからない納得をしてました。
さて、そんなくだらない事言ってないで真面目に調べてみました。
帽子の長さは経歴の長さや偉さの違い
いろいろ調べていくと、帽子のサイズはホテルによってはちゃんと決まっているそうです。
例えば帝国ホテルでは
見習い:18cm
7年目以降:23cm
料理長以上:35cm
らしいです。
リーガロイヤルホテルでは
管理職だけ40cm、あとは30cmらしいです。
ただ普段の調理では被らずお客さんの前に出るときだけ被るそうです。
まぁ、たしかに仕事中40センチもある帽子を被ってたら仕事しにくいですからね。
帽子の高さで差を付けるようになったわけ
諸説あるらしいんですけど、帽子を被るようになった理由は主に2つ言われているそうです。
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1つは18世紀にいた有名なシェフアントン・カーレムという人が、お客さんの被っていた山高帽を気に入って、それをキッチン用に白くしてキッチンで被るようになったというもの。
もう1つは1900年くらいに活躍したシェフ、オーギュスト・エスコフィエの背が残念なことに160センチ弱しかなく、調理場で自分の存在を示すために高い帽子を被ったという説があるそうです。
たしかに160センチ弱の人が40センチの帽子を被っても2メートル弱。天井にも届かないだろうし、存在も誇示できるからあり得る話ですよね。
でも、帽子だけが動いている姿を想像すると…。かっこ悪い…。
でも、もしそのシェフがすごい高い靴を履いていたら、現代のシェフが「ランクが上がるほど高い靴を履く」なんて文化になってたのかな?とか考えると面白いですね。
というくだらない話でした。
情報元
コックさんの帽子が高いのはなぜ?
てつ校長のひとり言:シェフの帽子はなぜ高い?