羊の毛刈りがオリンピック競技!?→日本人が優勝かも

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「ニュージーライフ」はちょっと変わった名前「のある暮らし」に名称を変更しました。
日本に帰ってきて、ニュージーランドに住んでいない自分にとって「ニュージーライフ」という名前は違和感しかなく、再開をするこのタイミングで名前を変えてます。
▶︎ ブログの名前を変えました。その理由と意味 | のある暮らし

「ヒツジの毛刈り」をオリンピック競技に、ニュージーランド : AFPBB Newsという記事がTwitterとかFacebookなどで紹介されていました。

以前、紹介したアメリカが「米」、イギリスが「英」なら、ニュージーランドは「乳」で!と真剣に国をあげて提案してきたことがあったり(その記事を読む)、今回の「羊の毛刈りをオリンピック競技にしてくれ」とお願いしてきたり、やっぱりニュージーランド、やってくれることが、幼稚です。遊び心満点です。

まずこの「羊の毛刈りをオリンピックにして欲しい」と申請した経緯から、なんでじゃあ「日本人が優勝かも」になってしまったのか話を進めていきたいと思います。

目次

羊の毛刈りをオリンピック競技に


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まず「ヒツジの毛刈り」をオリンピック競技に、ニュージーランド : AFPBB Newsでは、こんなことが紹介されていました。

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ニュージーランド農業者連盟(New Zealand Farmers Federation)が、一流のヒツジの毛刈り職人の技は世界のトップスポーツ選手にも匹敵するとして、羊毛刈りの五輪競技採用を求めている。

 ニュージーランド北島のマスタートン(Masterton)で3月に行われるヒツジの毛刈り世界選手権(World Shearing Championships)を前に、農業者連盟は、今や羊毛刈りは正真正銘、国際的に認知されるべきスポーツだと話す。

「スポーツとしての毛刈りの価値を、オリンピックの舞台に登場するまでに格上げするが来た。オリンピックが無理なら、英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲームズ、Commonwealth Games)の競技に加えるのも一案だ」(マックスウェル氏)

 マックスウェル氏によると、熟練した毛刈り職人は、8時間で700頭のヒツジの毛を刈るという。これはマラソン2回分に相当するとされてきた。同氏は「肉体的な面でも、(一流の職人の)毛刈りはトップスポーツ選手並み」と保証する。既にニュージーランドの主要スポーツ振興財団「SPARC」は毛刈りをスポーツ競技と認定し、大会の費用を助成するなどしている。
(一部要約)

ちなみに羊の毛刈り大会はこんな大会

これは今年3月に開かれる大会のプロモーションビデオ。たしかに見てみると、みんな腕っぷしがすごい。

オリンピックで開かれる可能性は…。

それにしても英語の訛りがすごい。典型的なKiwi訛り。

突っ込みたいところ満載


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いろいろ書いていることはわかる。「マラソンの2倍」ってすごいと思う。

でも毛刈りは「8時間でマラソンの2倍の体力を消耗する」って書いてある。でもこれって、よーく考えるとかかっている時間はマラソンの4倍弱もかかっている。
じゃあ、マラソンと同じ時間の2時間だったら、毛刈りはマラソンの半分の体力でいいってことなんですよね…。もちろん「マラソンの半分」だって、それはそれですごいけど、2倍と半分じゃ聞こえが全然違ってくる。

それに大会は8時間で700頭。
予選とか決勝、準決勝なんてやっていたら、何時間かかって、何匹の羊が必要になるんだろう?
ちなみに上の動画では30ヶ国が出場しています。もし同じ8時間ルールで30ヶ国が1人出場で1回だけやったとしても最低で2万1000頭も必要になってしまう計算です。予備とか入れたら3万頭。

それって羊の数が少ない国では開催できない競技だし、クジラを殺すことに目くじらを立てててる(ダジャレみたい!ププッ)シーシェパードSea Shepherdはどうかわからないけど、間違いなく動物愛護団体は許さないと思うわけです。

でも、もしかしたら日本人が優勝できるかも

2010年10月の話なんですけど、日本人が羊の毛刈り大会で優勝しているのは意外と知られてない話。

彼の名前はShun Oishi。
2010年10月24日にランギオラで開かれた羊の毛刈り大会で優勝しているんです。そのときの記事ではそのシーズン初、通算2回目の優勝と書いてありました。そのあとも彼のFacebookページによると、賞を取っているようです。

記事を見ると、その大会は耐久戦ではなくて、スピードを競うものみたいなんですけど、もし万が一「10頭を何秒で刈れるか」大会になった場合、優勝できるかもしれませんよ!

それはそれで嬉しい気がします。

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まぁ、それにしてもやっぱりニュージーランドは

自由な国だなーと思います。
日本だったら絶対に言わないようなことを、平気で国とか大きな団体がニュースリリースまで出して言ってしまうんですからね。

でも、その自由な国民性がやっぱり自分は好きです。

情報元

「ヒツジの毛刈り」をオリンピック競技に、ニュージーランド 国際ニュース : AFPBB News
Federated Farmers – Shear hard work makes shearing a sport
Shearing Sports NZ

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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