子供が開けにくい薬のふたはNZの発明品

ニュージーランドに来て、ボトルに入った頭痛薬を買ったとき驚いたことがあります。

まずは頭痛薬がボトル売りされてること。

まぁ、それは今回の話とは関係ないので置いておいて、それより驚いたのは普通にふたを回しても開かないんです。開けるにはちょっとコツが必要で、ただ回していても空回りしてしまうんです。

この開けにくい薬のボトル。実はニュージーランド発祥だって知ってましたか?



↑このボトルがその開けにくいフタを採用しているものです。一見普通の薬のボトルです。

ちなみにここ数年、日本の市販の薬がどんなものか全然知らないので、もしかしたら今は普通に普及しているかもしれませんね。

でも一応、説明しておきます。開けるときはこのように開けるんです。


わかりましたか?

まずは図のようにフタを押し付けて、それから回さないと開きません。

これは子供が好奇心で開けてしまって、飲んでしまうのを防ぐために作られた仕掛けみたいなものなんです。英語ではこのタイプのボトルを「child-proof bottles」と言います。防水はWater proofというので、これは「防子ども」ですね。

薬以外にも用途はいろいろ

このフタは実は薬だけでなくいろんなところで応用が利いて、今では世界中で使われているんです。

たとえば家庭で言えば、洗濯洗剤や漂白剤、女性用の化粧品、またガーデニングで使う除草剤を含む農薬などとにかく子供が誤って飲んでしまったり、触れてしまうことで手が荒れたり失明の恐れがあるものは、このふたは大活躍しています。

この押して回すタイプのフタ以外にも、強く握って回すタイプのものなども出ていますが、ニュージーランドで発明されたのはこの押して回すタイプのボトルです。

誰が発明したの?

この子どもが開けにくいボトルが作られたのは、なんと今をさかのぼること35年前の1976年。
当時、医師や獣医をしていたColin Murdoch(1929 – 2008)が発明しました。

彼は他にも誰もが知っているようなものをいくつも発明したニュージーランドの発明王でした。
そんな彼の話はまた今度紹介したいと思います。

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