「マヌカ」とアロマで使う「ティートゥリー」は同じ?

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日刊ニュージーランドライフの読者の方から、ご意見をいただきました。

内容は以前、書いた記事「マヌカハニーってそもそも何が良いの?」で紹介した「マヌカはマオリ語の名前です。英語ではTea Treeと言う呼び方をします」について、

アロマテラピーの勉強をしていたことがあるのだけど、マヌカとティーツリーは違うと習ったし、本にもそう書いてあるし・・・

というご意見でした。

せっかくいただいたご意見なので、その件について調べてみました。


This photo was taken by LH_Wong
マヌカ(Manuka)というのはマオリ語で、英語ではTea Treeと言います。日本語では「ギョリュウバイ」というそうです。
この木は学術的にはLeptospermum scopariumと呼ばれています。

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そしてアロマで使われている「ティートゥリー」は日本語名は特になく「ティートゥリー」とか「ティーツリー」と呼ばれています。英語名はマヌカと同じ「Tea Tree」です。
学術名は「Melaleuca alternifolia」というまったく違う名前です。

そして写真で見てもわかるとおり、葉っぱも花も全然違う形をしています。

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結論

確かにご意見いただいた通り、違う植物でした。
両方、フトモモ目フトモモ科という植物なんですけど、マヌカはネズモドキ属、アロマで使われているティートゥリーはメラルーカ属に属していて、お互い親戚関係みたいなものでした。

ただ両方「Tea Tree」と呼ぶのは間違っていません。どちらもTea Treeと呼びます。

ここで言いたいこと(余談)

意見をいただくというのは本当にありがたいことで、いただいた意見についてさらに調べて、新たな発見があったり自分の調べが足らないときは、自分の至らなさを感じたりします。

それと同時に、今回で言う「マヌカとティーツリーは違うと習った」の教えた人のことを思うと「教える」「何か情報を発信する」ことの責任の重大さみたいなものを感じてしまいます。
「マヌカとティーツリーは違う」と教わった人は、今度「マヌカはTea Treeだ」と言われたら「違う。それらは別物だと○○で習った」「○○に書いてあった」と批判すると思います。
そして言われた人も「そっか」と納得して、次から「マヌカはTea Treeじゃない」と周りの人に伝えるわけです。

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そしてどこかから歪んだ情報を発信してしまいます。

でも、今回の件で言えば、マヌカはTea Treeなんです。アロマで使うのもTea Tree。

情報を発信するって難しい。責任重大だなぁと感じた記事でした。

Amazon.co.jpはマヌカハニーが安い

何気なくAmazon.co.jpを見たから、けっこう安くて評判の良いマヌカハニーがいろいろ売ってました。

レビューがあるから、どれが良いか1つ1つ見比べてみると良いと思います。
中には2個買うと5%引きとか、4,999円以上買うと送料無料とかもありました。

個人的には「Manuka Health」や「Convitaシリーズ」がオススメです。ニュージーランド産なので(笑

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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