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日本語に男言葉と女言葉があるように、英語には日本語ほどの違いはないけど、男が主に使う単語とか、女性がよく使う女言葉があります。
たとえばLovely。
ニュージーランド人を含めイギリス英語をしゃべる人は男も女もLovelyっていう言葉をよく使う。
アメリカ人でLovelyという言葉は使われるけど、使うのは女性かゲイくらい。
今回は恐ろしいLovelyの使い手に遭遇したので、記事にしてみました。
Lovely。
日本人が知ってる意味だと
(主に女性に対して)美しい。心引かれる。(物事が)すばらしい。素敵。
が一般的です。
ところがニュージーランドではLovelyを男性も女性も使います。
だから、ラグビーでオールブラックスが点数を決めたり、良いプレイをすると「よしっ!」の代わりに「Lovely!!」と言ったりします。
アメリカ人が聞いたら「あら素敵♪」的に聞こえちゃって気持ち悪いみたいです。
This photo was taken by Xelcise
あと部屋が暖かくて気持ちいいときは「Lovely and warm」、上のようなカードを見たら「lovely card isn’t it?」、何か頼まれたものを渡したときも「Lovely」なんて言ったりします。
これらはどれも男の女も使います。
ところがこの前、こりゃすごいという会話にお客さんとなりました。
お客:「コーヒーの持ち帰りやってる?」
店員:「はい。やってますよ」
お客:「Lovely」
店員:「メニューはここです」
お客:「Lovely。じゃあ、Flat Whiteを1つちょうだい」
店員:「はい。では4ドル50セントです」
お客:「Lovely」言いながら10ドル札を渡す
店員:「5ドル50セントのお返しです」
お客:「Lovely」
コーヒーを作って出す。
店員:「お待たせしました。お持ち帰りのFlat Whiteです」
お客:「Lovely」
コーヒーを受け取って出口に向かいながら一口飲んで
お客:「Lovely」
お前はラブリー星人か!
これネタじゃくてホントの話です。他の人はさすがにこんな多用はしないけど、かなり使われている言葉です。
他にもKiwiスラングはたくさんあるので、これからもドンドン紹介したいと思います。
シリーズで見てみたい方は「Kiwiスラング」をご覧ください。