[私とNZ] 死闘の1時間におよぶ面接 第9話

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K.U.さんのコラムも9話目です。

今回はそんな長い面接聞いたことない!というほど長い面接についてです。

そんな面接の中でも日本とNZで違う文化がいろいろあることを垣間見ることができます。

それでは9話目スタートです。

前回のコラムでは、就職活動の末にやっと面接までこぎつけたところまでお話しました。

そして面接では1時間を要し、NZでも普通面接に1時間もかけないとのことで、脈あり!?といった意見もありましたが、実際に経験した側としては、ほんとにきつかったのを覚えています。

面接できかれたことは、

  1. 資格の有無(運転免許、ファーストエイド)
  2. ビザの確認(法的にNZで働けるビザを持っているか?永住権はどれくらい取得にかかるのか?)
  3. どうしてまた知的障がいの現場に戻ろうと思ったのか?
  4. 福祉の道に進もうとしたきっかけは?
  5. 仕事内容と経験の有無の確認(見守り介護はできるか?NZ料理作れるか?掃除洗濯の仕事をやったことあるか?おこづかい帳つけたことあるか?バンを運転したことあるか?ケアプランやったことあるか?外出・買い物の方法、ミーティングなどなどたくさーん)
  6. 倫理的なこと(利用者の尊厳、尊重について具体例を挙げて説明)
  7. 服薬をどうやりますか?ってことで実演。
  8. 利用者が不穏状態のときの対処をどうしますかってことでこれも実演。
  9. 将来的にはどんな仕事・生活を考えているか?
  10. 勤務時間・日数の確認
  11. 推薦人の確認

 と、他にも沢山あり、全部思い出せないくらいほんとにもう盛り沢山な質問が多く、面接中は緊張というより、聞かれた英語聞くのにとにかく必死でした。

 たまたま面接の前日に老人ホームの研修で「入居者の権利」って講座を受け、ケアの現場で具体例を挙げてそれぞれの権利についてちょうど勉強したばかりだったので、すごく面接で役立ちました。

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 そして質問事項をみて気が付いて欲しいのですが、面接官は一度たりとも、

 「年齢は?独身?結婚してる?子供いる?」

 ってことは一度も聞いてこないということ。

 NZでは法的に雇用時に年齢性別等での差別をしてはいけないと厳しく決められていて、日本の求人によくある「女性のみ」とか「**才まで」とかっていう年齢制限とかの表記は一度も見たことがない。

 たしか2年前に日本でお歳暮の短期バイトの面接に行ったときも開口一番「結婚していますか?」って聞かれた覚えが・・。

 ただ最近は移民向けに「NZで働けるビザを持っていること」といった条件が添えられていることはあるけど、これはごもっともなので違法ではないし、基本的に国籍でも雇用に関して差別してはいけない(仕事内容によってはその人の英語力を確かめることはある)ので、求人情報はほとんどの人を対象にしているといえます。

 話は面接に戻って、私の方も、英語力を理由に「パートタイムから始める方がいいかも・・」ってな話になったけど、

 「ぜったいにフルタイム希望」ってことと、質問内容で今までにやったことないこと、できないことははっきり申してスッキリはスッキリ。

さらにその面接で、たまたま私の推薦人になってくれた、老人ホーム時代のNZ人の同僚(彼女も老人ホームに見切りをつけて転職済み)のLさんのことを、面接をしたスタッフが子ども同士が同級生だからといった縁で知っていて、話が早いと早速Lさんに連絡をして、私の仕事ぶりや人柄についてきいてくれ、それが決め手になり、2次面接の連絡がきました。

次回は、転職活動の結末をお話したいと思います。長々とお付き合いありがとうございます。

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K.U.

2006年5月よりNZ・クライストチャーチ在住。現在は知的障害者のコミュニティサポートワーカーとして働きつつ、バレーボールに夢中な、第一子出産間近の自称「アクティブ・K.U.」。

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