[私とNZ] 不況の中での就職活動 第8話

K.U.さんのコラムも今回で8話目になりました。

ニュージーランドに来て4年目。
当時やっている仕事にも慣れて、見えてくることがいろいろある中、彼女は自分がやりたいこと・性に合っていることが見えてきて行動に移します。

その前の就職活動とは違うさまざまな状況や,そこから見えてくる現実などが紹介されています。
さて、いったいその現実とはどんなものでしょうか。

時は今ら2年前にさかのぼります。

[私とNZ] 不況の中での就職活動 第8話

前回、老人ホームでの仕事も時が立つにつれて見えてきたこともたくさんあり、それと同時に、自分が日本でやってきたことをより生かした仕事に戻りたいという気持ちも徐々に大きくなってきた、NZ4年目のK.Uでありました。

ちなみに、K.U.の日本での仕事は、知的障害のある方の生活支援スタッフで、主に自閉症の方の支援にあたっておりました。老人ホームの仕事と比べると責任の幅は広いものの、自分の勝手な感覚ですが、自分には高齢者の支援より知的障害のある方たちの支援の方が性にあっているあっているとうことを、老人ホームで働くことで、薄々感じていました。

そこで、2009年に2年の老人ホームで働くためのワークビザの更新をまたずに、仕事の選べるオープンワーク・ビザを申請し、1年分取得できたので、さっそく取得の1ヵ月後から転職活動を開始しました。

就職活動の方法は前回と同じ、3種の神器を駆使して仕事を探したわけですが、2007年と違うことがありました。2008年のリーマンショックの影響を少なからず受けていたことと、NZ自体も不況に突入してしまい、求人件数が激減してしまっていたという状況の中、就職活動がスタートしました。さらに今回は、履歴書の他に「カバー・レター」という、自己PR分も用意して望みました。

実際に、週末版の新聞の求人広告に至っては、2007年は10ページ以上に及ぶ、ぶ厚い求人広告でしたが、2009年は薄く、3,4ページのみ。インターネットでも仕事は探せますが、「働けるビザを持っていることが条件」と提示する企業が多く、ビザサポートをしてくれるところも激減していました。

けれど、どうしても老人ホームの仕事を続ける自信もなく、だめもとで!と決心をし、かたっぱしから、フルタイム(正社員)でのメンタルヘルス、ソーシャルワーカー、障害者関係の仕事をアプライし続けたものの、ビザの期限が1年ということを理由に断られたり、私の経歴が仕事にあわないといわれたり、全く相手から返事のないこともしばしばあり、改めて外国人として、NZで仕事を見つける厳しさを実感しました。特にフルタイムとなるとより難しいことも・・。

そんなときに、転職活動を始めて3週間後、1件やっと「面接にきませんか?」とのお返事をいただき、老人ホームでの仕事の前に面接にいったところ、予想に反して質問が続き、面接時間は気がつけば1時間に及び、ヘロヘロで午後からの仕事にいったことを覚えています。

次回はその1時間かかった面接の様子をお伝えします。

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