スポンサーリンク
生ゴミの処理どうしてますか?
「ゴミの回収日までビニール袋に入れてベランダや庭に置いて回収日に捨てに行く」という方がほとんどではないでしょうか。
我が家はニュージーランドに住んでいたとき、生ゴミの処理として「ミミズコンポスト」を使っていました。
そして日本に帰ってきたタイミングでミミズコンポストを手放した途端、生ゴミの多さや匂いなどの処理に困ってしまいました。
そこで日本の家庭でも簡単にできるゴミ処理方法を探したところ、良い方法を見つけたので今回の話ではその生ゴミの処理方法を紹介します。
ちなみにこの方法。ベランダで気軽に、しかも正しく行えば虫や臭い問題もなくできるそうです。またお子さんがいる家庭はちょっとした家庭学習にもなるので、興味がある方はチェックしてみてください。
以前やっていたミミズのコンポスト
まずはじめに「ミミズコンポスト」について触れておきます。もし「ミミズコンポスト」に興味がない方は少し読み飛ばしてください。
これが僕がウェリントンでずっと使ってきたミミズコンポスト。
ミミズコンポストは蓋付きの大きなゴミ箱みたいな容器(上記参照)に、土とミミズを入れてその中に生ゴミを入れていくというものです。コンポストに生ゴミを入れるとミミズがムシャムシャ食べて分解。しばらくするとゴミが土に還ります。
スポンサーリンク
ミミズコンポストで何を分解できるのか?というと主に野菜や果物にくず、それと紙ゴミ、掃除機で吸ったゴミです。ちなみに肉や魚も分解するらしいんですけど、僕は入れませんでした。
ミミズコンポストで何を分解できるのか?というと主に野菜や果物にくず、それと段ボールや卵の紙トレイなどの紙ゴミ、掃除機で吸ったゴミです。ちなみに肉や魚も分解するらしいんですけど、僕は入れませんでした。
逆にミミズコンポストに入れられない生ゴミは「ネギ系の野菜」「野菜・果物の種」「油がついたもの」などです。
何気に紙ゴミ、例えばティッシュペーパーや入れる量さえ調節すれば段ボールさえ食べてくれるので、かなりゴミを減らすことができました。
ただこのコンポストは日本のマンションでは使うのが難しいです。というのも、小バエなどの小さな虫が発生するからです。戸建ての家なら良いんでしょうけど、マンションのベランダだと近所からクレームが来そうです。
そこで日本では今回紹介する「キエーロ」と呼ばれる方法で生ゴミを処分しようとしています。
ゴミが消える!?消滅型ゴミ処理機「キエーロ」を始める
今回、日本で始めるゴミ処理方法は「キエーロ」といいます。
もともと神奈川県の葉山に住む方が始めたゴミ処理の方法です。黒土の中に生息するバクテリアを使って生ゴミを分解。最終的にはバクテリアが分解によってゴミ自体が消えてしまうとか。
スポンサーリンク
これが我が家のキエーロ。ぱっと見はプランターにたくさん入った土。でも、この土の中のバクテリアが生ゴミを分解してくれます。
夏の暑い日は3-4日で分解されて、冬は寒いのでバクテリアの活動が鈍くなって時間がかかるとか。また最初はバクテリアの数が少ないから分解に時間がかかるそうです。
生ゴミは分解され、その結果「消滅」するので土が増えたりしません。土の量が変わらないというのがなんとも不思議。
詳しい仕組みについてはGoogleなどで「キエーロ」と検索するといろいろ出てきます。
キエーロは各地方自治体が推奨していて、作った場合に助成金が出るところもあります。僕が住む市でも助成金はでるのですが、指定のキエーロはサイズが大きく、また納期まで時間がかかったので自作でやることにしました。
必要なものをザックリと箇条書きにすると以下の通りです。
- 屋外で使える大きな容器
- 容器の蓋。透明である必要がある
- 黒土
- スコップ
- 生ゴミを一時保存する容器
我が家の場合はAmazonで容器として50L入る大きなプランターと黒土14リットルを3袋、合計42リットルを購入しました。もともと近所のホームセンターで購入する予定だったんですけど、いろいろタイミングが合わずAmazonで購入しています。
フタは近所のホームセンターで半透明のプラダン(プラスチック製の段ボール)を買ってきて、適当なサイズに切って使っています。
スポンサーリンク
ちなみに我が家は50Lのプランターを買いましたが、もっと小さな容器で始める人もいるみたいです。ただそれだど処理できる生ゴミの量が少なくなってしまうので、大きめのプランターを購入することにしました。
キエーロで分解できる物・できない物
キエーロはバクテリアで分解するので、バクテリアが好きな物しか分解されません。では、どんなものがキエーロで分解されるのか?を簡単にまとめました。
詳しくは僕自身がまだ始めたばかりなのでまだ紹介できません。追々いろいろわかってきたら、また別の記事で紹介します。
キエーロで分解できる物
基本的には人間が普通に食べれるものは分解できると考えて良いようです。もちろん例外はありますけど。
- 野菜・果物(痛んでいたり、加熱してあってもOK)
- 魚の内臓・身の部分
- 残飯
- コーヒーかす・お茶がら
- 揚げ物などで汚れた油(注意)
- パンやご飯、麺類
- カレーやシチューなど油を含むもの
ただし油は入れすぎないことと、油を分解したあとは黒土が固まってしまうそうなので、固まってしまった土はスコップで細かくするか、その土は捨てて新しい土を入れ替える必要があります。
またこのあとも触れる「わさび」など殺菌効果が高い物など、人間が食べれてもバクテリアが分解できない物もあります。
スポンサーリンク
キエーロで分解できない・分解しにくいもの
続いてキエーロで分解できない、または分解しにくいものは?というと、いろいろあるのですが、人間が食べれないものは基本的にキエーロも分解できません。
例えば「柑橘系の皮」「果物の種」や「貝殻」「鶏や魚の骨」などがあげられます。
他にももともと土の中にいる「根菜類」は分解できません。あとはわさびなど強い殺菌力があるものは消化されません。
もう少し運用して続報レポートします
とりあえず「キエーロ始めましたよ」というお知らせの記事でした。
今後、実体験を元にもう少し情報を濃くして記事にしていきます。新しい記事を投稿したら、このページでも告知しますのでこの記事をブックマークしておいてもらえると嬉しいです。