血液型はなぜABO型?4つの血液型の違いは何?

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血液型は大きく分けて「A型」「B型」「AB型」、そして「O型」の4つがあります。

これら4つの血液型は何が違うのでしょうか。
血液型占いで血液型ごとに性格が違うと言われることがありますが、今回の話は占いの話ではなく「血液として何が違うのか」を調べてみました。

またなぜ血液型はA・B・AB・Oの4種類なのかについても触れていきます。

A型・B型・O型・AB型の違いは何?

血液の分け方にはいろいろな種類がありますが、もっとも一般に知られているのは「A型・B型・O型・AB型」の4種類ではないでしょうか。

それ以外にもRh血液型というRhの有無でRh+とRh-で分類する方法もあります。

A型・B型・O型・AB型の違いは、赤血球のなかにどの「抗原」という物質を持っているかどうかで決められます。

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A型はA抗原を持ち、B型はB抗原を持ち、AB型はAとBの抗原を持つ血液型。そしてO型はAもBも持たない血液型です。

ABO血液型は輸血・献血で重要な役割を担う

A型・B型・O型・AB型の4つの血液型は「抗原の種類と有無」であることがわかりましたが、その抗原の種類と有無によって何が違うのか?というと、輸血や献血で大きな意味を持ってきます。

A型・B型・O型・AB型のどれなのかを調べるとき、血液を混ぜて調べます。

  1. A型とB型の血液から採った血清(けっせい)を用意
  2. 調べたい血液をA型の血清とB型の血清に少しずつ入れて混ぜる

そしてA型の血清とB型の血清の変化を見ます。

  • A型の血清だけ固まった場合、その血液は「B型」
  • B型の血清だけ固まった場合、その血液は「A型」
  • 両方固まった場合は「AB型」
  • どちらも固まらない場合は「O型」

という風になります。

なぜ違う血液型を混ぜると血が固まってしまうのか。それは抗体が違う抗体を見つけると反応し、赤血球同士がくっつくからです。それによって赤血球が壊れてしまいます。

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そのためもしA型の人にB型の血を間違えて輸血してしまうと、血管の中で血液が凝固して最悪の場合、死に至ることもあります。

それと同じことがB型の人にA型の血液を輸血したり、O型の人に違う血液型の血を入れると起こります。

以下の表は輸血の際の受血側と輸血(提血)側の組み合わせをまとめたものです。

血液型がA・B・O・ABの理由

最後になぜ血液型がA・B・O・ABという名前になったのかについて触れていきます。

もともと1901年にオーストリアのカール・ラントシュタイナーによって、血液はすべて同じではなく3種類あることが発見されました。

そのとき3つの血液型はA型・B型・C型と名付けられました。その翌年に別の学者が第4の血液型を発見し、AB型と名付けられます。

つまり1902年の時点ではA型・B型・C型・AB型の4つだったということです。

その後、C型は「AとBのいずれの抗体も持たない血液型」ということで、「0(ゼロ)型」となりましたが、誤植なのか勘違いなのかわかりませんが、いつの間にか「0 ゼロ」が「O オー」と間違えられるようになったとか。

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そしてついには本来と違う名前のまま、1927年に国連によって正式に「A型・B型・O型・AB型」と呼ぶと決められてしまいました。

もちろんこれには諸説ありますが、この説がよく言われている説です。

まとめ:ABO型に当てはまらない血液型も

A型・B型・O型・AB型の違いと、なぜA型・B型・O型・AB型という名前になったのか、もう一度簡単にまとめます。

  • 違いは抗原の有無、何を持つかで変わってくる
    A抗原を持てばA型、B抗原を持てばB型、ABどちらの抗原も持つとAB型、そして何も持たないのがO型
  • O型は「抗体を持たない0型」からいつの間にか勘違いでよばれるようになった

そして最後に余談ですが、血液型の中にはごく稀にA型・B型・O型・AB型の4つに当てはまらない血液型があります。

なかには30万人に1人とか、世界の症例が数十人しかいないような珍しい血液型を持っている人もいるそうです。

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