新聞にToyamaの文字 The Pressこれはヒドいぞ

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今朝(2011年9月10日)のThe Press。

もちろん表紙を大きく飾るのはオールブラックスの勝利でしょ!と思って見てみたら、あれ?様子がおかしい。「Toyama」の文字がデカデカと、なんだったらオールブラックスとかラグビーワールドカップの記事より目立つ扱いで載っていた。

最初「Toyota」かと思ったけど、どう見ても「Toyama」

そのあと見た新聞の記事があまりにも胸を締め付けられる記事だったので紹介します。


これが今日のThe Press。
大きな写真でラグビーのことが書いてあるけど、それより上に「Toyama」の文字と子どもたちの写真。

富山と言えば2月22日に起こったクライストチャーチの地震で被害に遭った日本人の子たちの出身地。

そしてその文字の隣には、子どもたちがすごく楽しそうにしている写真、文字の下には

「It’s February 21 and this group of Japanese studens have just arrived in Chirstchurch. How many will survive the next day? この日本人グループがクライストチャーチに着いたのは2月21日。次の日、何人が生き残る?

という、なんかこれだけ読んでも不謹慎な感じが満点の文章が載っていた。

一瞬思い出したのは「バトル・ロワイヤル」
なんか生き残りをかけたゲームが始まるような書き出しに見えてしょうがなかった。

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さらにページをめくってみると

楽しそうに写っている生徒たち。

大きなタイトルの下には

この日本人の生徒がクライストチャーチに着いたのは2月19日。
そして写真は、2月21日クライストチャーチを観光中に撮られたものです。そして次の日、12人がCTVビルディングでなくなり、二人の生存者は手や足などを失った。

と書いてあった。

そしてさらにページをめくってみると、日本ではあり得ない写真が載っていました。

※追記:2011年9月10日22時20分
ここにその新聞の写真を載せていましたが、ご指摘いただき掲載を取り下げました。
たしかに、その不謹慎な写真を「The Press」は不謹慎だと言って、サイトに載せてしまったら同じ穴のムジナですね。失礼しました。
なので、一応、文章でどんなものだったかだけ、紹介することにします。

その写真は、上のグループ写真を使って、どの子が亡くなって、どの子が生存者かわかるように亡くなった子を白く塗りつぶしてありました。

そのあと記事として、生存者がいかに生き残ったか、そのあとどういう風に考えているかなどのインタビューや、亡くなった女の子のお父さんがインタビューで、出国前どんなコミュニケーションを取ったのか、また別の家族がクライストチャーチに来て、生存者の最新情報を待つあいだの様子なんかが記事にされていました。

読んでいるだけで胸が締め付けられる記事でした。

生存者にインタビューしたり、彼らがあの地震から半年経ってどう思っているかを記事にするのは、The Pressもメディアなので、しょうがないと思うんです。

でも、The Pressの編集の人に聞きたい。(The Pressにメールをして問い合わせしました)

このみんな楽しそうにしている集合写真を使って、誰が生き残った人で誰が亡くなった方を区別する必要があったのでしょうか。しかも地震から半年以上経って、家族や友だちの気持ちが少し癒やされてきたかもしれないこのタイミングで載せる必要があったんでしょうか。

もし必要だとしても、この白で塗りつぶす方法である必要があったんでしょうか。

亡くなった子どもの両親がこの写真を見て、どう思うのかを考えたんでしょうか。

普段、地震があったあと、彼らの「不謹慎」という言葉を知らない言動をいろいろ見てきました。

その不謹慎を知らない行動は日本が東北の地震のあと「不謹慎」という言葉で、お互いを縛って国全体の経済を低迷させてしまう悪い状態を見ていたから、ある意味、他人を気にせず自分がやりたいことをやるという姿勢は悪くないなーと思っていたんです。

でも、この記事にはさすがに驚かされました。
これって、ニュージーランド人は読んでも何とも思わないカルチャーギャップみたいなものなんですかね?

原文の記事を読みたい方はThe PressのWeb版にも記事が載っています。
Death in the classroom | Stuff.co.nz
英語版ですが、興味ある方は読んでみてください。

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