アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の違い

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「アイスクリーム」と聞いて思い浮かべるアイスは何ですか?
ハーゲンダッツのような濃厚なものから、ガリガリ君のようなさっぱりスッキリとしたものを思い浮かべる人もいるはずです。

この記事にたどり着いた方なら知っていると思いますが日本では分類上、同じアイスクリームでも「アイスミルク」「ラクトアイス」などさまざまな種類があります。

では、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の違いとは何でしょう。違いをまとめてみました。

アイスクリームの分類と予備知識

まず全体を理解するために「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」が、日本ではどのような分類になっているのか、それとそれぞれの違いを知る上で知っておきたい予備知識をまとめました。

アイスクリームの分類方法

アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスは厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」で定義されています。

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具体的な違いはこのあと紹介するとして、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の関係は下の図のようになっています。

「氷菓」が一番大きな分類(大分類)です。氷菓は「凍らせたお菓子」という意味です。氷菓の中に中分類としての「氷菓」「アイスクリーム」があります。

最後に中分類のアイスクリームのなかにアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスがあるわけです。

予備知識と知っておきたい言葉

アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、評価の違いを知るために知っておきたい言葉をいくつか紹介します。

乳固形成分と乳脂肪分

「乳脂肪分」というのは牛乳に含まれる脂肪分です。

そして「乳固形成分」というのは乳脂肪分や、タンパク質・炭水化物、ミネラルなどを含む無脂乳固形成分を合わせたものです。

この乳脂肪分と乳固形成分の量が多いほど牛乳の成分が多い濃厚なものとなります。

ちなみに牛乳の場合、乳固形成分は12%前後と言われています。

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「アイスクリーム」とは何か

まず初めにアイスクリームとは何か?から紹介していきます。

一言で「アイスクリーム」といっても中分類のアイスクリームと、小分類のアイスクリームがあります。

中分類としての「アイスクリーム」

中分類のアイスクリームは厚生労働省によって「乳固形成分を3.0%以上含む冷凍のお菓子」と定義されています。つまり乳固形成分を3.0%含まない場合はアイスクリームではなく氷菓ということになります。

小分類としての「アイスクリーム」

そして小分類のアイスクリームの定義は乳固形成分が「乳固形分が15%以上、うち乳脂肪分が8.0%以上」とされています。

また一般的にアイスクリームの保存温度は「-18度から-20度」と言われています。

下記のアイスが「アイスクリーム」に分類されています。どれも「バニラをしっかり楽しめる」アイスクリームであることがわかります。

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「アイスミルク」とは何か

続いて小分類の「アイスミルク」は何か?というと厚生労働省の定義によると「乳固形分が10%以上、うち乳脂肪分が3.0%以上」と決められています。

下記のアイスクリームが「アイスミルク」に分類されます。
見てもらうとわかるとおり、バニラ味をしっかり楽しみつつ、チョコレートやソースなどが入っていたり、「アイスクリーム」と比べると軽めです。

「ラクトアイス」

そして3つ目の「ラクトアイス」は「乳固形分が3%以上」となっています。つまり乳固形成分が10%を越えるとアイスミルクになるので、ラクトアイスの乳固形分は「3%以上10%未満」ということになります。

そしてこれらが「ラクトアイス」に分類されます。
どれもバニラ感はありながら、他のフレーバーが入っていたり、シャリシャリとした氷菓の感じがしたり、全体的にさっぱり食べられるものが多いです。

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「氷菓」とは何?アイスクリームとの違い

最後に「氷菓」とは何か?というと、厚生労働省の規定のなかに氷菓の成分の決まりはありません。

つまり乳固形分が3%未満で、凍ったお菓子なら「氷菓」ということのようです。

これらはすべて「氷菓」です。氷菓は書き出し始めたらきりがないほどたくさんあります。

まとめ:アイスクリームの違いは乳固形分の違い

最後にまとめると「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の違いは「乳固形分・乳脂肪分」の違いということでした。

一覧でまとめると

乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15%以上8%
アイスミルク10%以上15%未満3%
ラクトアイス3%以上10%未満
氷菓3%未満

ということがわかりました。

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もし濃厚でしっかり「ミルク」を楽しみたい場合は「アイスクリーム」を。ミルクの味を楽しみつつ、ソースやチョコレートなど他のフレーバーも満喫できるのが「アイスミルク」

そしてミルク感は残しつつ、さっぱりと食べられるのが「ラクトアイス」最後にミルク感はゼロ、または多少ある程度のものが氷菓ということになります。

今後アイスクリームを買うときの参考にしていただけたら幸いです。

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