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ニュージーランドの南島、クライストチャーチから車で1時間弱北上したワイパラというエリアに「ペガサス・ベイ」というワイナリ&レストランがあります。
正確には「ありました」と言った方がいいのかもしれません。
というのも、レストランが今年の5月に閉店してしまったからです。
ペガサスベイレストランの閉店を知ってる人にとって「何をそんな100年前の話を」と言われてしまうかもしれない話です。実際閉店してから5ヶ月くらい経っているわけですから。
でも、個人的に思い出深い場所で、すごくショックなことだったので記事にすることにしました。
数多くの賞を受賞したペガサス・ベイのレストラン
クライストチャーチの北、ワイパラというエリアはニュージーランドのワインの産地の一つです。リースリングが比較的有名で、以前南島に住んでいた時、クライストチャーチへ行く途中にワイパラ地区があったので何度も立ち寄っていました。
そのワイパラ地区で最も人気がある、日本のガイドブックでもよく紹介されているレストランが「ペガサスベイ」というワイナリーに併設されるレストランでした。
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1992年にオープンし、毎年のように「ベスト・ワイナリーレストラン」などの賞を受賞するなど輝かしい功績(?)をおさめていました。
そのペガサスベイのレストランが2020年5月に閉店していました。
Stuff.co.nzというニュージーランドの新聞社がペガサスベイのレストランが閉店したことを報じていました。
その記事によると元々このレストランは平日は80%が海外からのお客さんで占めていました。週末は地元の人が多かったものの、元々経営としてはあまりよくなかったそうです。

とはいえ「ワインを売るためのプロモーション」として多少の損失はあっても経営を続けてきました。ところが新型コロナウイルスの影響でロックダウン、さらに海外から観光客がゼロになるなどしたことでレストランを閉めることを決意したそうです。
南島旅行の時は行こうと決めていただけに残念
我が家は以前、南島に住んでいた時、誕生日とか何かちょっとした記念日になるとよくペガサスベイに行っていました。いわゆる「特別な日に行くレストラン」でした。
なので、もしニュージーランドを離れるとして最後に行きたいレストランはどこ?と聞かれたら「ペガサスベイ」と間違いなく答えていました。
ニュージーランドは9月になって徐々に暖かくなってきました。
新型コロナウイルスの警戒レベルも僕が住む街ウェリントンや南島の全域は「1」に下がっているので、そろそろ旅行もしたいなー、クライストチャーチに行ったらペガサスベイに行くのもありかな?なんて思っていたので、ショックです。
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ニュージーランドは今のところ、ニュージーランドに入国できる人はニュージーランドの国籍を保有する人、または永住権取得者のみです。
今後、永住権取得者のパートナーや子供、ワークビザを保有している人が徐々に入国できるようになるというニュースはありましたが、人数としては大した数字ではありません。
そう考えると、外国人観光客の比率が高かった飲食店や宿泊施設は今後も厳しい時期が続くのかもしれません。