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日本の報道やSNSで「冬になりインフルエンザが流行し、新型コロナウイルスもある状態」が危惧されているのを見かけます。
ニュージーランドは日本と反対で季節が逆。暦の上では8月末までが冬で9月からは春になりました。
そこで季節が反対のやっと冬を乗り切ったニュージーランドでインフルエンザの感染者数がどうだったのか?を紹介していきます。
インフルエンザが激減したニュージーランド
ニュージーランドでは今年2020の冬、インフルエンザが原因で入院した人の数が激減しました。
具体的な数字で言うと2019年にインフルエンザが原因で入院した人の数は6500人以上いたそうです。ところが今年は200人程度でした。
もちろん2020年はまだ終わっていませんが、これからニュージーランドは夏になるので、今から感染者数が急増する可能性は低いです。
単純計算で前年比マイナス97%と言うのはすごい数字ですね。
感染者数が減った原因は何?
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インフルエンザが原因で入院した人の数が減った主な原因として
- ロックダウンで人の動きが完全に止まった
- 手洗いやうがいがいつもより頻繁に行われた
- 人と人の距離も取られた
- 予防接種を行う人が多かった
- 海外から来る人が激減した
などが挙げられていました。
これらは全て新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための施策ばかりです。
インフルエンザ以外にも呼吸器の疾患が原因で亡くなる方の数も少なくなっているとか。
情報元の「1news」が行った調査によると、各地で同じ傾向があるそうです。
日本を含めた他の国でも少ない傾向に
ニュージーランドだけでなく、オーストラリアでもインフルエンザで入院した人の数が激減したそうです。
ブリスベンの病院では例年900人が入院するところ、今年は「たった1人」だったとか。(情報元:news.com.au)
日本でも9月の上旬に「インフル感染 去年比で1000分の1に激減」と言うニュースが報じられていました。
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もちろんこれらの情報で「今年の冬はインフルエンザの感染者が少ない」とは言い切れませんが、新型コロナウイルスの感染予防が他の病気・風邪の感染拡大を防いでいることは間違いなさそうですね。