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ニュージーランド北島にあるホワイトアイランドという島が突然噴火し、ニュージーランドだけでなく日本など世界中のメディアで取り上げられています。
今回はホワイトアイランドの噴火にまつわるニュースを各メディアの情報を基にまとめていきます。
突然噴火したホワイトアイランド
以前から活発な火山活動を行い、「活火山を見れる場所」として観光地にもなっていたニュージーランド北島にある島「ホワイトアイランド」が2019年12月9日午後2時11分(ニュージーランド時間)に突如噴火しました。
今わかっている段階では少なくとも5人がなくなり、複数の人と連絡が取れなくなっているそうです。
当初の報道では亡くなった人数は1人とありましたが、その後の情報で現在なくなったことが判明している人は5名となっています。
Instagramで噴火の様子を動画におさめている人がいました。
火口から3600メートルの高さまで噴煙を上げていたそうです。
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噴火当時、島の周辺には50人ほどの観光客がいて、現地に配置されているライブカメラにはその人たちの姿も映っていました。
ニュージーランドの新聞社stuff.co.nzによると12月9日22時現在、島は大変危険な状態となっており、生存者を探しに行くこともできません。
これ以外にわかっていることを上の内容とも重複しますが、箇条書きしておきます。
- 23人が救出され、そのうち5名が亡くなり18人の生存が確認されている。生存者18人のうち2名は重傷でオークランドのMiddlemore Hospitalに搬送された。
- 亡くなったうちの1人はツアーガイドの男性
- 少なくとも10人はまだ消息がわからない
- 島には当時100人ほどの人がいたと警察が報じていたが、最終的に島にいた人は50人とも、それ以上とも言われている。
- 火山活動は少し落ち着いてきている
- 現状は危険すぎて救出にも行けない
- 多くの被害者がクルーズ船Ovation of the Seasの乗客。
- 今回の噴火でニュージーランド航空の便に影響はない
ちなみにオークランドにある日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたという情報は入っていないとのこと。
以前から「活火山を見れる場所」として観光地になっていた
今回、噴火したホワイトアイランドは1975年12月から頻繁に噴火を繰り返しています。最近では2016年4月に噴火しました。
その後も何度か「火口付近の温度が上がって危険な状態」と報じられていました。最近だと11月中旬に火山の活動が活発化したことから警戒レベルを引き上げていました。
ちなみにホワイトアイランドがある場所はオークランドから南東。一番近い街はWhakataneという街です。
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なぜこれだけの被害者が出たのか?というと、ホワイトアイランドはこの「活火山」を売りにした観光地でもあるからです。
大きな続報があればまたお知らせします
火山が噴火してから約12時間。噴火活動が活発なのと、日が落ちてしまったことからしばらくのあいだ続報が入ってくることはありません。
もし明日以降大きな動きがあった場合は「続報」としてお知らせします。お知らせはこの記事をアップデートするか、または日刊ニュージーランドライフのFacebookページ、または僕の個人のTwitterアカウントで行いますのでチェックしてみてください。
もしくはStuff.co.nzやNew Zealand Heraldでは随時更新のライブページを用意していますので、そちらをチェックしてみてください。