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12月に入りニュージーランドは1年で一番観光客がたくさん訪れる季節がやってきます。日本から観光で訪れる方も多いのではないでしょうか。
今回の話はこれからニュージーランドに来る方が気になる12月から2月にかけての長期の天気予報を紹介します。
例年より若干暑く・雨は例年並みの予報

ニュージーランドではNIWAという機関が定期的に天気の長期予報を出しており、先週やっと12月から2月にかけての予報が出ました。
この記事では全国の数字をザッとまとめたものを紹介します。もし各地の情報をもう少し詳しく知りたい場合はNIWAの「Seasonal climate outlook December 2019 – February 2020」をご覧ください。
気温は全国的に暑くなる可能性が高い
まず気温から見ていきましょう。
気温は各地域を「例年より暑い」「例年並み」「例年より涼しい」の3段階にして、それぞれをパーセントで予測しています。
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北島全域、南島北部、南島東部は例年より暑い可能性がだいたい50-55%。例年通りが35-40%という予報です。例年以下は10-15%に留まっています。
そして南島の西部と南部は例年より暖かい可能性が40%、例年通りが35%、そして例年より涼しい可能性が25%となっています。
つまり全国的に例年よりも暑くなるか、例年通りの可能性が高いです。
降水量は例年並みという予報が優性
続いて降水量なのですが、これはけっこう票が別れています。
全国的で「例年並み」という予報が40%と多く、「例年より多い」「例年より少ない」という可能性が全国的に20-40%で割れています。
ニュージーランドはもともと夏になると雨がほとんど降りません
例年通りなら観光しやすく、例年以下なら干ばつの可能性が出るほど晴れ間が続き、例年より多く雨が降っても日本の梅雨のように毎日雨が降る可能性は低いということです。
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寒い日本を脱して暑い夏を楽しもう
余談ではありますが11月は全国的に記録的な暑さでした。
平均最高気温はHawkes Bayが26.2度と最も高く、Kawerauという地域では最高気温が34.6度を記録しています。他の地域でもタウポやロトルアで30度越えを記録しました。
「暑い」といってもニュージーランドの夏は日本のような湿度が高くてジメジメではありません。雨が圧倒的に少ないので、比較的カラッとしています。
NIWAの予報では12月もこの流れは続くということなので、年末年始にニュージーランドに来る方は寒い日本を離れて暑いニュージーランドを体験できる可能性は非常に高いので、これから観光で訪れる方は気候の心配は要らなさそうです。
とはいえニュージーランドの夏は急に寒くなる日もあるので、必ず羽織れる服を持ってくるようにしましょう。好みにもよりますが、日本の真夏の服を持ってくるというよりも、暖かい春の日の服装くらいが良いと思います。
情報元:stuff.co.nz