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本日10月26日といえば、ラグビーワールドカップの準決勝戦。
世界ランキング1位のニュージーランドと、世界ランキング2位のイングランドの試合があります。
今回は、そんな大切な試合を前にニュージーランドのラグビー代表チーム「オールブラックス All Blacks」が実はかなりの「ホワイト」であるというニュースが報じられていました。
いったいどういうことなのでしょうか?
10月26日は世界第2位イングラントとの決戦
ラグビーと言えば、もうニュージーランドの国技といっても過言ではないほど、ニュージーランドではラグネー熱が高いです。
しかもラグビー熱が高いだけでなく、代表チームのオールブラックスは強く、何度も世界大会で優勝しています。10月25日現在、世界ランキングで1位に輝く強豪国です。
そして10月26日は世界ランキング1位のニュージーランドと世界ランキング2位のイングランドで、ラグビーワールドカップの準決勝戦が行われます。世界ランキングだけを見たら事実上の世界一を決める試合と言っても過言ではありません。
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オールブラックスにいるBarrett3兄弟
さて、話は少し変わりますがオールブラックスにはBarrett兄弟と呼ばれる兄弟がチームに所属しています。
その3人というのはこの3人。Beauden Barrett、Scott Barrett、Jordie Barretです。
実はその3人のおじいちゃんが10月14日に亡くなったとニュージーランドの新聞各紙で取り上げられました。10月14日といえば前日に日本がスコットランドに勝った翌日です。
そして亡くなったと報じられた5日後、10月19日は横浜スタジアムでアイルランドとの試合を予定していたなかの訃報です。
先日10月24日に明らかになったのですが、チームはおじいちゃんを亡くした3人に対してアイルランド戦を目前にして「ニュージーランドに戻ってもいい」と伝えたとのこと。
それに対してBeauden Barrettは当時を振り返り、大変なときにチームやメンタルスキルコーチがサポートしてくれ、必要であればニュージーランドに戻る選択肢をくれましたと語っていました。
結果は皆さんもご存じの通り、3兄弟は日本に留まり試合も46対14で勝利に収めることができました。
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試合も大切。でももっと大切なことがある
ブラックでなくても、企業や団体に属していると個人の事情は無視・軽視されがちです。具合が悪いとか家族がどうこうなんて言っても、「歯車」としての役目を果たすことを強いらることが多いです。
今回の件でいえば、ラグビーワールドカップといえば4年に1度の大きな大会。しかもベスト8に残るかどうかを決める試合や、その先のもっと大きな試合を控えた状態です。
個人の事情よりもチームの勝利や優勝を重要視される可能性だってあったわけです。
そんな中、チームメンバー個々の気持ちをキチンと組んで「帰っても良いよ」というのは、それはそれで大変な決断です。それによってチームが負けたら、それはそれで国民は騒ぐはずです。
それでも「帰っても良いよ」と言ったこのニュースを見て、世の中ブラックな企業とかブラックな団体、それとブラックな人が多いなか、オールブラックスはホワイトな集団だなと思いました。
※決して「オールブラックスは意外とホワイト」というダジャレを言いたいがために書いた記事ではありま、、、せん!
情報元:Stuff.co.nz | New Zealand Herald