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ニュージーランドの情報をいろいろ発信しているiLoveNZという英語のブログで、ちょっと面白いアンケートが行われ、その結果が掲載されていました。
そのアンケートというのはニュージーランドを代表するスラング(方言)ってなんですか?というものです。
今回はそのアンケートで選ばれたニュージーランド英語トップ10を発表します。
ニュージーランド英語トップが明らかに

iLoveNZによると、行われたアンケートには驚くことに18000票を超える投票がありました。
18000票と聞いても、そこまで多く感じないかも知れませんが、ニュージーランドの人口は480万人弱、つまり日本の人口の26分の1程度、つまり日本の規模で考えると48万票くらい集まったことになります。
ちなみに投票に参加した人たちの年齢の割合は以下の通りです。
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- 18-24歳 … 5%
- 25-34歳 … 23%
- 35-44歳 … 22%
- 45-54歳 … 20%
- 55-64歳 … 15%
- 65歳以上 … 14%
若い人たちの票が少なく、それ以外の票は比較的均等にわかれていることがわかります。若者だけ多すぎたり、年配の人が多過ぎると参考になりにくいので、全体的にばらけているのは良いですね。
ニュージーランド・スラングの第1位は何?
ではiLoveNZの投票で選ばれたニュージーランド・スラングの1位がなんだったのか見ていきましょう。
10位から順番に紹介していきます。
10位:Ta
Taは英語でいうThanksです。
とてもカジュアルな言い方です。「タ」と発音が1音だけなので「Ta」を知らない人は聞き逃している人も多いはず。
意味合い的には日本語の「ありがとう」より「どうも」くらいでしょうか。お礼を言いつつ非常にカジュアルな言い回しです。
9位:Gutted
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GuttedはDisappointed、つまりガッカリした時に使います。
“I’m gutted”で「ガッカリした」という表現なので、そのあとに理由をいうと相手に自分がガッカリした理由を伝えることができます。
8位:Tiki Tour
Tiki Tour。正直なところ僕自身この言葉を聞いたことがありません。
意味を調べると「旅行中に景色がいいルートを通ること」や、「目的地を設定しないで気ままに旅行すること」を言うそうです。
7位:Dairy
Dairyは街角にあるジュースや牛乳、お菓子や雑誌などを売ってるお店です。
ちなみに乳製品という意味をもつDairyと同じ綴りです。
6位:Yeah right
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Yeah rightは相手が言っていることがにわかに信じがたい、または信じていない時の返事。
例えば、友人が「(ずっと彼女がいない)A君が来月結婚するらしいよ」と言われて「Yeah right」と返したりします。
ちなみに以前、ニュージーランドのビールブランドTuiが「Yeah right」を使った面白例文キャンペーンをして話題になったことがあります。
そのときの例文でいうと
- I will tidy up after I have a lie down
横になったあと片付けるよ - This is my last beer for the night
これでビール最後にする
5位:Yeah Nah
6位のYeah rightに似ていますが、5位はYeah Nahです。
Yeah Nahは相手が言っていることはわかるけど全面的に同意できない時や、「ビールもう1杯飲む?」と聞かれて「迷って断る時」もともと飲む気はなくて「やんわり断る時」などに使われます。
個人的には、この「やんわり断る」相手の提案を全面否定しないというニュアンスがぴったりくる表現です。
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4位:Chilly bin
Chilly binはクーラーボックスです。
キャンプやバーベキューの時にジュースやビール、生鮮食品を入れて運ぶあの入れ物ですね。
3位:Togs
ニュージーランドでは水着のことをTogsといいます。
2位:Knackerd
Knackeredは「すごく疲れた状態」のことをいいます。他の英語にすると「extremely tired」や「exhausted」に当たります。
1位:Sweet as
相手に何か提案されてGoodやOKよりもっと良い時にSweet asが使われます。
他の言い換えとして「Great」や「Super」「Fine」などが挙げられます。
他にも「Cool」の代わりとしても使われます。
例えば「They are cool」ではなく「They are sweet as」といった具合です。
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他にもニュージーランド英語はいっぱい
今回はiLoveNZの読者が選んだニュージーランド英語トップ10だけを紹介しましたが、他にもニュージーランド英語はたくさんあります。
過去に「このニュージーランド英語知っていますか?」という記事を書いたことがあるので興味がある方は覗いてみてください。
ちなみにどれも「ニュージーランドの方言」なので、他の国の人には通じない可能性が高いです。通じるとしたらお隣の国オーストラリアか、もともとニュージーランド英語はイギリス英語をベースにしているので、イギリスの人くらいです。
なので英語を勉強している方は「率先してニュージーランド覚えて使う」というよりも、「覚えて話す相手にあわせて使い分ける」のがいいかも知れませんね。
情報元:iLoveNZ