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NZのスーパー。BGMなしの刺激が少ない時間を設ける。その目的とは?

今回の話はニュージーランドのスーパーマーケットCountdownがBGMをかけないなど刺激が少ない時間帯を設けると発表しましたことについてです。

以前から一部の店舗で試験的に導入されていましたが、先日正式に全国の店舗でBGMをかけない時間帯を設けると発表されました。

でも、どうして音楽をかけず刺激が少ない時間を設けるのでしょうか。そもそも「刺激が少ない時間帯」とはどういうことなのでしょうか。

日本でこういったことを導入しているお店があるか分かりませんが、すごく興味深い話だったので紹介することにしました。

全国のカウントダウンで導入されるQuiet Hour

スーパーマーケットチェーンのCountdownは以前から試験的に導入していた「Quiet Hour」を全国で導入すると発表しました。

具体的にQuiet Hourになるとどうなるのか?というと、

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  • BGMが掛からなくなります
  • 緊急を除いた店内のアナウンスがなくなります
  • レジなどから流れる音のボリュームが下げられます

など、店内で流れる物理的な音が軽減されるというということですね。さらに

  • 店内の照明が抑えられます(過剰は照明が消されるなど)
  • カートの回収が減ります
  • 商品の補充が必要最低限しか行われなくなります

視覚的な刺激や店員が必要以上にウロウロしなかったり、カート回収など音が出たり慌しくなる要素が軽減されます。

ではいったいどうしてこのような「刺激を少なくする時間帯」が設けられるのでしょうか。

感覚過敏の人やその家族を配慮した営業に

今回の取り組みがいったいどんな人たちに向けられたものなのか?というと、「感覚過敏」な人たちやその家族を配慮したものなんです。

「感覚過敏」というのは音や光、中には特定の手触りなどに過敏に反応してしまうことをいいます。

例えば音に過敏な聴覚花瓶の場合、周りの人はなんとも思わない環境音や特定の音が耐えられないほど苦痛だったり、不快感を覚えてしまったりします。

また視覚過敏の場合、色鮮やかな物を見ると気分が悪くなってしまったり、強い照明の下や直射日光など明るい環境で刺激が強すぎて頭が痛くなったりめまいがする人もいるようです。

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こういった症状を持つ人や、そういった症状を持つ子供の家族にとってスーパーマーケットは非常に行きにくい場所です。店内は常にBGMや商品案内が流れ、さらに商品を明るく見せるために強めの照明が当れれています。

そこでCountdownはQuiet Hourを設けることにしたわけです。

もともとCountdownは去年数店舗でトライアル(お試し)を行いました。
その結果、感覚過敏の人だけでなく年配の方や、感覚過敏とはではいかなくなても静かな時間を好むお客さんに好評だったとのことです。

とはいえ、導入されるのは毎日ではなく「毎週水曜日の午後2時半から3時半の1時間のみ(一部の店舗は別の時間帯)」で、導入されるのは10月23日からとなっています。

個人的には大歓迎な取り組みです

今回の取り組み。個人的には大歓迎です。

僕自身、日常生活に差し支えることはありませんが、特定の音(低音)が非常に苦手です。例えばバスの停留所などでアイドリングをさせている音が苦手で、その音を聞くと気持ち悪くなってしまいます。

他にもウェリントンは空港があるため上空を飛行機が飛ぶんですけど、特定の時間に上空をSounds Airという航空会社がネルソンやピクトンとウェリントンを結ぶためにプロペラ機が飛びます。このプロペラ機の音が苦手で音が聞こえると数秒間は我慢の時間です。

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僕の場合、本当に限られた音だけ苦手なんですけど、「大きな音」「過剰な照明」など日常に溢れた環境に反応してしまう人は大変だろうなと思ってしまうわけです。

ただ「週に1日、1時間だけ」というのは少ないですね。週に2日ほど設けてくれるともう少し買い物しやすくなるのではないでしょうか。

Quiet Hourが導入されたら店舗を訪れて、その時の様子をレポートしたいと思います。ちなみにレポートは個人のFacebookか、Twitterで行ますので興味がある方はフォローしていただけると嬉しいです。

情報元:Stuff.co.nz

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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。