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ニュージーランド国内を飛んでいる飛行機は大手でいうと2社あります。それはニュージーランド航空とLCCのジェットスターです。
先日、ジェットスターがニュージーランドの国内線の運行都市を大幅にカットし、主要都市間のみの運行にすると発表しました。
今後、ニュージーランド国内を飛行機で移動することを検討している方に選択肢が減るというのは大きな変更になるかもしれません。
ジェットスターが就航都市を大幅カット

ジェットスターは現在以下の9都市の間を運行しています。
- Auckland
- Napier
- Palmerston North
- New Plymouth
- Wellington
- Nelson
- Christchurch
- Dunedin
- Queenstown
そのなかで今回運休する路線は
- Napier
- Palmerston North
- New Plymouth
- Nelson
これら4都市です。11月30日までの運行となります。
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12月から2月といえばニュージーランドに世界中から観光客が訪れ、さらに国内でも移動がもっとも増えるタイミングです。
つまりこの時期にこれらの路線がないのは旅行者やニュージーランドに住む人たちの足に大きな影響が出るかもしれません。
ニュージーランドの旅行会社House of Travelは今回のジェットスターの判断は地方都市に大きな衝撃を与えるとしています。
ちなみに11月30日以降の予約をしている方は2万人おり、対象者には全額返金が行われるとのこと。またニュージーランド航空はこのタイミングで影響があった路線を利用する予定だった人たちに対して値引きを行うと発表しています。
ジェットスターは去年、主要都市以外の便で利益を出すことができず、2000万ドル(15億円前後)の赤字を出しているそうです。
主要都市以外はニュージーランド航空ほぼ一択
ジェットスターは就航都市を利益が出やすい主要都市だけにしました。12月1日以降ジェットスターが運行する都市は以下の5都市です。
- Auckland
- Wellington
- Christchurch
- Dunedin
- Queenstown
それ以外の都市に行きたい場合はニュージーランド航空ほぼ一択という状態になってしまいます。
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国の規模が小さいので利用者が少なく、何社も参入できないのはわかっていますが、競合がいないと価格が「言い値」になってしまうのは困りものですね。
大抵の場合、主要都市より地方都市に行く方が値段は高く、またセールの頻度も少ないです。そのため例えば我が家の場合、ウェリントンからネイピアに行きたいと思っても航空券が高く、行くのを何度も諦めました。
今回のジェットスターの就航路線のカットを考えると、やっぱりニュージーランド国内の移動は飛行機+バスまたはレンタカーで組み合わせて、ゆっくり時間をかけて移動するしかないようです。
まぁ、それはそれで楽しかったりするんですけどね。