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イーストウィンドの詐欺事件、NZの各紙で報じられる。被害総額は30億円超

以前、日刊ニュージーランドライフでも紹介したイーストウィンドの詐欺事件ですが、昨日ニュージーランドの各紙で代々的に報じられ、その被害額などが明るみになりました。

この記事では、続報という形でニュージーランドで紹介されていたニュースを紹介します。

各紙が報じたイーストウィンドの詐欺事件

New Zealand Banknote ニュージーランドの紙幣

ニュージーランド新聞社が報じた内容によると、今回イーストウィンドが起こした詐欺事件は被害者が200人以上にも及びました。

しかも、その被害者のほぼ全てが日本人、または日本語を話す人たちでした。

驚くことにその被害額はなんと4,500万ドル、日本円にして30億から35億円にも及ぶそうです。

2月に突然亡くなった社長のトム田中氏は、それまで7年間にわたってポンジ・スキーム(Ponzi Scheme)と呼ばれる詐欺を行っていたとのこと。
※ ポンジ・スキームが何か?はこのあと紹介します。

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詐欺では「年間8%も戻ってくる」ことを約束し、主に裕福な日本人を対象に詐欺行為を行っていました。この「日本人だけを対象にした」ことが事件を明るみにするのを遅らせたそうです。

では、どうやってお金を集めたのか?というと、田中氏は日本とニュージーランドでニュージーランドに移住したい人、開業したい人たちのためのセミナーを行っていました。そのセミナーが主な集客源のようです。

移住したい人の中には「投資家としてニュージーランドに移住したい」「ニュージーランドで開業したい」という人たちがたくさんいます。そういった人たちにこれから住みたいと思っている国にある収益をあげやすい投資があると甘い話を持ちかけていたようです。

ちなみになくなってしまったお金の2.6%にあたる120万ドル(9000万円前後)だけ回収することができましたが、残りの97.4%は未だにどこにあるのかわからないそうです。

ポンジ・スキームって何?

ここで気になったのがポンジ・スキームって何?ということです。

ポンジ・スキームというのは典型的な投資・金融詐欺です。
NASDAQ(ナスダック)の創始者バーナード・マドフが起こした史上最大級の巨額詐欺事件の手口として知られています。マドフが起こした詐欺の被害額は5兆円とも6兆円とも言われています。

マドフの場合、個人だけでなく企業、中には日本企業や海外の著名人も被害に遭っています。

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ポンジスキームがどんなものか?というと「通常ではあり得ない高い利回り」で「確実に儲かる」とお金を集め、毎年配当金だけを払います。

配当金をもらった人には更なる出資を頼んだり、お金を集めるだけ集めて最終的に出資してもらったお金はどこかに流出。最終的にはお金がなくなり破綻するというものです。

配当金は毎年払われるため、出資者は一見美味しい投資先を見つけたと勘違いし、さらにお金をつぎ込んだり周りに出資を促し、さらなる被害者を増やすことになります。

この詐欺は出資者が「出資をやめて引き上げたい」というまで自分が詐欺に遭っていることに気付きにくいため発覚まで時間がかかります。

ポンジスキームは資金を集めては配当金を払い、残りはどこかに流してしまうため「自転車操業」とも言われています。

様々なウェブサイトでポンジスキームのことが書かれていますので興味がある方は調べてみると、いろいろ参考になると思います。

ちなみに詳しい事はここでは触れませんが、ポンジ・スキームのことを「ねずみ講」の一種と書く人もいますが別の詐欺手口のようです。

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情報元:1News など

「日本人だから」が仇となった詐欺

海外にいると「同じ日本人だから」という理由で、信用しがちだち、それを逆手にとって騙す人もいます。

僕は幸いこういった詐欺や、何かの被害にあったことはありません。
というより、騙すほどの資金がなく、また人脈があるわけでもないので、騙す価値がないんですけど(汗

ただ中には移住やワークビザを餌にして、お金を巻きあげたり安い賃金で働かせる日本人もいるそうです。

「日本人だから」という理由で闇雲に信じたりしないで詐欺かどうか見極めたり、見極めるのが難しい場合は周りの人に相談して被害に合わないようにしたいですね。

こういう形で新聞に日本人の名前が載るのは非常に切ない

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masa osada
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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。