ニュース

「ニュージーランドの歴史」が学校で必須科目に。2022年から実施

先日、ニュージーランドの首相が2022年までに学校でニュージーランドの歴史を教えることを必須とすると発表しました。

「今まで教えていなかったんだ」とビックリするようなニュースなんですけど、いったいどういうことなのでしょうか。

「NZ史」を必須科目に。2022年から

Nga Whetu Marama, Maori Meeting House, NZ

ニュージーランドの新聞社Stuff.co.nzによると、先日首相のジャシンダ・アーダーンが2022年までにニュージーランドの歴史を学校の必須科目にすると発表しました。

これによりすべての生徒はニュージーランドの歴史全体や歴史的な出来事、国がどのようにして作られたのか?などを学ぶことができるようになります。

具体的には

  • マオリがニュージーランドに辿り着いたころの話
  • ヨーロッパ人の移住の話
  • 植民地時代の話
  • ワイタンギ条約とそれまでの歴史の話
  • ニュージーランドが関わった戦争の話
  • 19世紀から20世紀にかけてのニュージーランドの歴史
  • 南太平洋におけるニュージーランドの役割

これらを学ぶことになるようです。

スポンサーリンク

「え?教えてもらったよ?」という声も

「ニュージーランドでニュージーランド史を教えるのを必須科目に」という記事のコメント欄には「子供の頃、ニュージーランドの歴史教わったよ」という声も寄せられていました。

そこでいろいろ情報を見ていくと1960年代の子どもたちはニュージーランドの歴史を教わっていることが多く、また現在も学校によって(特に私立の学校)教えていることもあるようです。

それと学校によっては選択科目としてニュージーランドの歴史を選ぶこともできるとか。

今回の発表のポイントは「全国の子どもたちが必須科目としてNZ史を教わることになる」ということなんですね。

ただ中にはこんなコメントも寄せられていて考えさせられます。

歴史を教えることに大賛成です。できればニュージーランドの歴史だけでなく、世界史も教えて欲しいです。

ただ心配しているのは「一方的な歴史だけを教わること」です。修正された歴史をあたかも事実として教わることです。

日本でもそうだし、どこの国に行っても「教わる歴史」の多くは「一方的な視点で見た歴史」です。そのため戦争のことは「攻めた側」と「攻められた側」で書かれていることが大きく違っていたりします。

ニュージーランドでいうと、マオリ族の視点で見ると、自分たちは先住民という立場でヨーロッパ人は勝手に移り住んできた侵略者」で、ヨーロッパ人はまた違う視点を持っています。

スポンサーリンク

その辺をどう教えるのかすごく興味があります。

他にも記事にはたくさんのコメントが寄せられていて、歴史を学ぶこと、また歴史を教える仕組みを作ることについて興味深いことがいろいろ書かれていますので、興味がある方はコメント欄を見てみることをオススメします。

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

ABOUT ME
masa osada
masa osada
日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。