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今回の話は毎年ニュージーランドが冬になると思うことです。
ニュージーランドは南半球なので日本とは季節が反対。6月から8月が一般的に冬と言われています。ちなみに春は9月から11月。夏は12月から2月。そして秋は3月から5月です。
さてニュージーランドと日本の冬。どっちが良いのでしょうか。
どちらも南北に長い国なので地域によって違ってくると思うので、僕が住んでいた街東京と、今住んでいる街ウェリントンを中心にどっちがいいか?思うことを書いてみました。
ニュージーランドの冬は雨が多い

ニュージーランドの冬といえば、とにかく雨が多いです。
地域によって雨の量や日照時間に差はありますが、これは僕が住む街ウェリントンに限らず全国的なものです。
例えばウェリントンの場合、今月7月に入ってから25日経ちましたが雨が1ミリも降らなかった日は6日しかありません。その中で「晴れ」の日は数日です。
つまり1ヶ月の間、ほとんど曇りか雨なんですね。
ちなみにウェリントンはほとんど雪が降りません。数年前に数ミリの積雪があったとき「50年ぶり」と大騒ぎになりました。
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他の都市の7月の「1ミリも雨が降らなかった日数」を調べてみると
- Auckland … 3日
- Hamilton … 6日
- Napier … 13日
- Rotorua … 9日
- Nelson … 8日
- Christchurch … 7日
- Queenstown … 12日
このような結果になりました。ネイピア(Napier)やクイーンズタウン(Queenstown)は意外と雨が降らなかった日が多いです。
どっちがいい?低温・低湿度と低温・多湿度
ご存知の通り、日本の冬といえば気温が低く湿度が低い「低温低湿度」の地域が多いですね。余談ですが日本海側、例えば石川県は冬でも比較的湿度が高いのです。
では、ニュージーランドは?というと気温が低く、湿度も高い「低温多湿度」の地域が多いです。
日本の低温低湿の困るところ
日本の低温低湿で困るのはなんといっても極度の乾燥ですね。肌がカサカサになったり、火災の原因にもなりやすいです。
また空気が乾いていることで、喉の粘膜が乾燥し風邪をひきやすく、さらに乾燥している状態を好むウイルスが蔓延するので風邪をひく可能性が非常に高くなります。
ニュージーランドの低温多湿の困るところ
では一方、ニュージーランドの気温が低く、湿度が高い場合はどうでしょう。
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地域にもよりますがニュージーランドの冬は本当に湿っています。窓の結露が半端ないです。ちなみに以前住んでいたウェリントンのAro Valley(アロバリー)というエリアは雨の日になると湿度が90%を超えていました。窓だけでなく壁も湿っていました。
低温多湿で困るのは「洗濯物が乾かない」です。それと窓の周りなど湿度が高い場所はカビの温床になります。
洗濯物は晴れの日でもなかなかカラカラに乾くことはありません。
曇りの日は朝、洗濯物を干して昼過ぎ2時3時に取り込むとまったく乾いていないことも。なので半乾きの洋服はヒーターで乾かしたり、乾燥機を使って乾かすことが多いです。
そもそも雨の日が多いので、「外に干す」こと自体無理な日が多いです。
なので乾燥機を使う家庭が多いです。
我が家も今年やっと重い腰を上げて乾燥機を購入しました。ヒーターで乾かすと、ただでさえ室内の湿度が高いのにさらに高くなるので、それはそれで困り物。
冬は暖房で光熱費が跳ね上がるので、乾燥機を使うと電気代がさらに高くなるんですけど、洗濯物を生乾きのままにするわけにもいきません。
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どっちがいいとは言いにくいけど
ということで、湿度が低い日本と、湿度が高いニュージーランド。どっちがいいと思いましたか?
なかなか判断しにくいところではありますね。
乾燥しすぎると肌がカサカサになって粉吹いたり、風邪をもらいやすくなります。インフルエンザが蔓延するのもいつも冬です。
かといって洗濯物が何ヶ月にも渡ってなかなか乾かないのも困り物。
個人的には湿った冬よりも乾いた冬の方がいいなと思いつつ、思い起こせば2005年からほとんど日本の冬を味わっていないので、どっちがいいのかよくわからなくなってしまいました。
みなさんはどちらの冬が好みですか?
日刊ニュージーランドライフのFacebookページや、僕のTwitterにみなさんの考えを教えていただけるとうれしいです。