ライフスタイル・生活

使い捨てビニール袋の規制後どうなった?街の様子をレポート

2019年7月1日からニュージーランドでは、使い捨てビニール袋の販売と配布が禁止になり、今日で約3週間が経ちました。

そこで今回は使い捨てビニール袋の販売と配布が禁止になって、街の様子はどう変わったのか?生活していく上で変わったことはあるのか?について書いていきます。

そもそも使い捨てビニール袋って何?

今回の使い捨てビニール袋の販売と配布が禁止になった件をよく知らない方もいると思うので、まず初めに今回の件のおさらいをしておきます。

まずなぜ使い捨てビニール袋が禁止になったのか。

ニュージーランドに限らず、世界中でいま問題視されていることなので、ここでは掘り下げませんが一言でいうなら、「環境破壊や海洋生物が起こす誤飲を防ぐため」です。

そのためにニュージーランドでは去年の7月くらいから多くの大手スーパーマーケットでは買い物の後にくれるビニール袋の配布を自主的に止め、その代わり繰り返し使える買い物袋の販売を行ってきました。

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そして今年2019年7月1日から正式に使い捨てビニール袋の配布や販売が禁止になりました。ちなみに使い捨てビニール袋を英語では「Single-use plastic shopping bag」やshoppingを付けないで「Single-use plastic bag」と言ったりします。

では、その使い捨てビニール袋の定義は?というと、ニュージーランドの環境省にあたるMinistry for the Environmentのページには以下のように記載されています。

The ban applies to all new single-use plastic shopping bags with handles that are made of plastic up to 70 microns in thickness.

規制内容をまとめると

  • プラスチック製である
  • 厚さが70ミクロン(0.07ミリ)まで
  • 取っ手がある

このようになります。ちなみに具体的な厚さの参考例をあげてみると

  • サランラップやクレラップの厚さは0.01ミリ
  • コピー用紙がちょうど0.07ミリくらい
  • ノートの紙はそれより少し厚く0.08ミリ
  • 1万円札がだいたい0.1mmくらい

こんな感じです。

ただ正直なところ一般の人には「この袋の厚さは50ミクロン」とか手で触ってもわからないですね。

環境省のウェブサイトには「ダメな例」として挙げられています。

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  • スーパーなどで会計後に配布する薄いビニール袋
  • ショップが購入品を入れる少し分厚い袋

他にもスーパーマーケットが使い捨てビニール袋の代わりに販売していたビニール袋も規制の対象となっています。

前振りがだいぶ長くなってしまいましたが、これらの袋の使用が正式に禁止になったことで街の生活は変わったのか?など3週間経って思ったことをまとめました。

基本的にいつもと同じ。だけど不便にもなった

正式に使い捨てビニール袋の使用が禁止になって3週間経ちましたが、基本的に生活は日常通りです。

というのも上でも触れた通り、1年ほど前からスーパーマーケットでは使い捨てビニール袋の配布が行われていません。そのため日頃から買い物袋を持ち歩く習慣ができています。

使い捨てビニール袋 ニュージーランド

ちなみに袋を忘れた人のために、スーパーマーケットではちゃんとしたショッピングバッグのほか、上の写真のような安い紙袋の販売も行っています。

ちなみに毎週末開かれるマーケットでは、手提げではないタイプのビニール袋が使われるようになりました。

使い捨てビニール袋 ニュージーランド

「持ち歩く習慣ができてきた」とはいえ、日々の生活の中で不便に感じることもあります。また「あ、きっとこのシチュエーションだと不便だろうな」と感じることがあります。

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不便に感じるとき

不便に感じることはいくつかあるんですけど、一番困るのは急に「今日のお昼はテイクアウェイ(持ち帰り)にしよう」と思ったときです。

フィッシュ&チップスなら大きな紙に包んでくれますが、中華料理やカレーを持ち帰る時、今までならプラスチックの容器に入れて更にビニール袋に入れた状態で渡されます。

ところが今はビニール袋をくれないので、プラスチックの容器に入れただけの状態で渡されます。

使い捨てビニール袋 ニュージーランド

この容器が問題で汁気が多いものは必ず漏れるんです。
カレーにいたっては溢れるほど入れてくれることも多いので、「漏れる」というレベルではありません。
(お店にももちろんよりますが)

そんなベトベトの容器をビニール袋に入れないで渡されても困るわけです。

それ以外に困ることといえば、買い物バッグを持ち忘れて出かけたときに、たくさん買い物すると不便ですね。その都度買い物バッグを買っていたら荷物は増えちゃうし。常に大きめの鞄を持ち歩くというのひとつの手なのですが、それはそれで面倒で。

小さい携帯できる買い物袋を持ってくることをお勧めします。
もちろんニュージーランドでも携帯できる小さな袋は売っているので、ニュージーランドに来てから「お土産」として買うのもいいと思います。もしくはスーパーごとに可愛い(かもしれない)買い物袋をいろいろ出しているので、お土産に買って帰るのもありですね。

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使い捨てビニール袋がないのは慣れる

使い捨てビニール袋がないことの不便さを書きましたが、結局のところ「慣れ」なんだと思います。ないことに慣れてしまえば常に何かしら袋を持ち歩くようになります。

それと賛否両論ありますが、今回の使い捨てビニール袋禁止のポイントは「取っ手があるかないか」です。取っ手がある袋は禁止されていますが、取っ手がない袋は今まで通り配布されています。

なのでカレーとか中華料理など、すごく汚れるから自分のバッグや買い物袋に入れたくないときのために、常に取っ手がないビニール袋をカバンのなかに忍ばせるなどの工夫をすれば良いと思います。これも最初は面倒でもそのうち慣れます。

とはいえ、不便であることには変わりありません。結局、「環境のため」ということで不便を国民に強いることになっています。

なのでこの施策は日本では受け入れられないと思います。むしろ日本だったらゴミの分別や焼却のシステムを改善、ゴミを海に流さないための施策など別の角度から海洋ゴミを減らすために動いた方がいいのかな?と感じました。

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masa osada
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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。