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先日まで1ヶ月ほど一時帰国で日本に帰っていました。
今回の一時帰国はいつも使うニュージーランド航空ではなく、カンタス航空を使ってシドニー経由で日本とニュージーランドを行き来しました。
そこで今回は「カンタス航空どうだった?」というレビューを書いていきたいと思います。
このページの目次
普段の一時帰国はニュージーランド航空を使う
まずはじめに我が家では普段ニュージーランド航空を使っているのですが、なぜニュージーランド航空を使っているのか、そんなことから触れていきます。
その辺にあまり興味がない方はこの項目は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
我が家では1年に1回の頻度で日本に一時帰国しています。
上でも触れたとおり、一時帰国はニュージーランド航空を使っています。
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その理由は以下の2つです。
- 機体が新しい(ボーイング787-9)ので快適
- 移動時間が他の航空会社よりも短い
機体が新しい(ボーイング787-9)ので快適
ニュージーランド航空はボーイング787-9という新しい機体を使っています。「機体が新しいとか興味ない」という方もいるかもしれませんが、機体が新しいといろいろな恩恵に預かれます。
- 気圧コントロールに優れているので耳が痛くなったり、耳に違和感を覚えることが少ない
- テレビの映像がキレイで、操作時の反応が良い。
- 飛行時に聞こえるゴーーーという音が小さい
移動時間が他の航空会社よりも短い
経由便の場合、経由地にまずは飛ぶため目的地まで最短距離で飛ぶことはありません。イメージ的には「くの字」で飛びます。その結果、飛行機に乗っている時間が長くなります。
また乗り換え空港での待ち時間も長いことが多いので、全体的な移動時間が1.5倍、時には2倍以上になることもあります。
値段は安い時を狙う
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航空運賃は通常価格で買うことはなく、セール時を狙って購入しているので、他社と比較して高いということはありません。
今回カンタス航空を使うことにした理由
今回、カンタス航空を使った理由はいくつかあります。
我が家の場合、乗り換え回数が少なく移動時間が短い
僕が住む街ウェリントンから東京に飛ぶ場合、ニュージーランド航空ならオークランドで1回乗り換え、カンタス航空はシドニー空港で1回乗り換えなので、「乗り換え1回」は同じです。
ところが大阪に帰る場合、ニュージーランド航空の場合この時期(5月末)は「ウェリントン→オークランド→東京→大阪」と乗り換えが2回発生します。
ところがカンタス航空は曜日によって「シドニーと大阪」間で直行便が出ているので、「ウェリントン→シドニー→大阪」と乗り換えが1回しか発生しません。
しかもオークランド経由とシドニー経由で移動時間も乗り継ぎ時間もあまり変わらないことがわかりました。
セールのタイミングでカンタス航空の方が安かった
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一時帰国をいつにするかわかってから、ずっとニュージーランド発のニュージーランド航空のセールを待っていました。
日本発のニュージーランド航空のセールは比較的頻繁に行われています。
ところがニュージーランド発の日本行きのセールはここ数年なかなか開催されません。過去1年で1-2回というレベルになってしまいました。
そのため今回はタイミングが合わず、カンタス航空のセールでチケットを購入することにしました。
実際、カンタス航空を使ってみてどうだった?

今回乗ったカンタス航空の機体は「羽田からシドニー」の便が1988年にリリースされたボーイング747-400、いわゆるジャンボジェット機と呼ばれる古い機体、そして「シドニーから関空は1992年にリリースされたエアバスA330という機体でした。
でも実際乗ってみると「思いのほか良かった」です。その中で思ったことを書き出してみます。
機内エンターテイメントのテレビと座席周りが全然ダメ。
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「羽田ーシドニー」で乗ったボーイング747-400のテレビは、操作しても反応しないことが多く、快適とは言えるものではありませんでした。
またUSBやヘッドフォンの差し込み口など全体的に機材が古かったり、差し込み口が使いにくかったです。
一方「シドニーから関空」のエアバスA330は比較的新しかったため、それほど気になることはありませんでした。
映画が5月と7月でほぼ同じだった
今回の一時帰国。5月30日に日本に向かい、7月3日にウェリントンに戻ってきました。
そのときの「シドニーから大阪」と「羽田からシドニー」の映画がほぼ同じでした。
過去の経験から「5月の映画」と「7月の映画」を見れると思っていたのですが、新しい映画がなく残念でした。
順次映画の内容は変わるので7月3日の映画が6月と同じなのは理解できますが、5月末に乗った飛行機と同じというのは運が悪かったのかもしれません。
ちなみに「シドニーからウェリントン」の便は新しくなっていたので、3時間ちょっとのフライトのあいだ映画を楽しむことができました。
機内食は普通&キッズミールはガッカリ
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大人の機内食は普通でした。そんなに酷くもないけど特別良いということもありません。
ただキッズミールはガッカリでした。子ども用の食事は大人の物とまったく同じもので、しかも「肉や魚」を選ぶこともできません。勝手に鶏肉の料理が出てきました。
しかも味付けも大人と一緒。そのためうちの娘はフタを開けた瞬間に興味を失っていました。
次回からは子ども向けの料理は頼まず大人と同じにして自分で料理を選ぶようにします。
フライトアテンダントは微妙
フライトアテンダントは微妙でした。行きも帰りもスタッフは全体的ににこやかな感じがなく事務的な対応でした。また全体的に「がさつ」だったのは残念です。
行きも帰りも電池系統のエラーで1時間の遅延
ウェリントンからシドニーに向かうときと、シドニーからウェリントンに向かうとき、行きも帰りも飛行機が電気系統のエラーで1時間ほど遅れました。
どちらも全員搭乗して、飛び立つ前にブレーカーが落ちるように電気が落ち、「点検します」から始まり結果として1時間近く飛行機が飛びませんでした。
飛行機のこういったエラーの事情に詳しくないので、それがどのくらいの問題なのかわかりませんが、利用者からすると「行きも帰りも電気系統でエラーが出る航空会社」というのはちょっと不安です。
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そのせいもあって日本に向かうときのシドニー空港の滞在時間はほぼゼロ。ゲートからゲートに全速力とは言いませんが、かなり急いで向かわなければなりませんでした。
シドニー空港は楽しい
以前、JALで日本に帰ったときもシドニー空港を使ったのですが、シドニー空港は広くてお店もいっぱいあってすごく楽しいです。ちょっとしたショッピングモールです。
なので、今回の乗り換え時間1時間半では全然時間が足りませんでした。
※日本に向かうときに限っていうとまったく時間なかったので、何も見ることはできませんでした。
全体の移動時間は長くなってしまいますが、シドニー空港なら乗り換え時間に3-4時間くらいあっても良さそうです。
オークランドの面倒な乗り換えがないのはGOOD
ニュージーランド航空の場合、オークランドで国内線ターミナルから国際線ターミナルまで10分ちょっと屋外を歩かなければなりません。バスもあります。
これがけっこう面倒です。その点、シドニー乗り換えの場合は空港内で完結します。これはけっこう楽です。
出発地と目的地と値段次第では十分カンタス航空を使うのも有り
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長距離の移動は乗り換えや飛行機の中にいる時間が長ければ長いほど疲れます。なので僕は普段、経由便はあまりお勧めしません。直行便のニュージーランド航空をお勧めしています。
ただ今回、カンタス航空を使って、出発地・目的地、それと値段次第(これ重要)では次回以降もカンタス航空を使うのは有りかな?と思いました。
カンタス航空は日本とオーストラリアを以下の便で結んでいます。
情報元:発着路線・運航スケジュール|カンタス航空
- 羽田ーシドニー
- 関空ーシドニー
- 札幌ーシドニー
- 成田ーブリスベン
- 成田ーメルボルン
もし出発地が上記の日本の空港で、さらに目的地がウェリントンやクライストチャーチ、クイーンズタウンなら乗り換えは1回なのでメリットが大きいです。
ちなみにカンタス航空は古い機体(ボーイング747-400)を2020年末までにすべて引退させて、新しい機体ボーイング787-9を順次導入すると発表しています。
情報:カンタス航空、ボーイング747-400型機を2020年末までに退役 – TRAICY(トライシー)
なので機体がどこかのタイミングで787-9に変わるとだいぶ快適になりそうですね。
とはいえ、機内食やフライトアテンダントの質は変わらないと思うので、その辺は引き続き期待できません。
もう一度まとめると
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最後にもう一度まとめると、カンタス航空は乗り換え回数と乗り換え時間、さらに料金的な折り合いが付くのであれば、十分利用価値があります。
ニュージーランドに行く!と決めたら、まずはニュージーランド航空の料金と乗り換えを含めた移動時間をみて、次にカンタス航空をチェックしてみることをお勧めします。