[私とNZ] ワーキングホリデーの行方、さらなる就職活動 K.U. 第4話

K.U.さんの「私とニュージーランド」の4話目です。

この4話目を紹介する前にK.U.さんにとうとう赤ちゃんが生まれました。
生まれたのは7月31日。このコラムを書いていただいたのは予定日(7月29日)の5日前です。

子どもが生まれたことは彼女のFacebookを通して、お父さんが写真を上げていたことで知りました。彼女はまだネットを使えないので、彼女がこのコラムが掲載されているとき、その手には赤ちゃんがいるわけです。

なんかちょっとした感動すら覚えます。

さて、K.U.さんの「私とニュージーランド」4話目スタートです。

私とニュージーランド K.U.の場合 第4話

第4回目となりました。この時点でまだ赤ちゃんは生まれておりません(笑)予定日まであと5日です☆

今回は、K.U.の「ワーキングホリデーのその後、NZでの就職活動」についてお話したいと思います。

 ワーホリビザを取得後、すぐに介護の派遣会社で働き始めたわけですが、「介護の派遣会社」って一体なに??ということで、この派遣会社は日本にはないシステムの1つで、施設で急に人が必要なときやあらかじめ人の足りない日がある場合に、事前に派遣会社に連絡をし、そこからケアギバーを派遣してもらうという面白い仕組み。日本でも派遣社員としての介護士サービスはあるようですが、この場合はある程度長期間同じ場所に行くもので、ニュージーランドはその場限り、1日だけという場合がほとんどで毎回が武者修行のような感覚です。

 派遣スタッフは当然行った事も、見たこともないない場所に突然派遣されるわけなので、何がどこにあるのかも、仕事のルーティーンもわからず、戸惑いばかりですが、さまざまな施設をこなすうちにそれぞれの特徴がつかめ、沢山の場所で沢山の経験も同時に積むことができ、短期間でニュージーランドの施設を経験したい場合にはもってこいの場所でした。

 が、私は、やはりそれでは物足りなさを覚えてしまい、滞在期間をさらに延ばして、1つの老人ホームに腰を落ち着けて働こうと決意し、NZでの就職活動を始めました。

NZの就職活動の3種の神器(K.U.編)

  1. インターネット
  2. イエロー・ページ
  3. 新聞(地元紙)

 となります。「イエローページ」は、NZ人にとってとっても身近な存在で、日本にもあるけどそんなに活用した覚えのない私は、NZ人がありとあらゆる場面で、何か必要な情報を探す際にイエローページを開いている姿をみて、いつも不思議でしたが、今ではこのイエローページは、NZ生活になくてはならない存在となりました。

 例えば、車の修理関連、最近だと、保育園、ミッドワイフ探し、レストラン情報もイエローページで検索しましたが、これがほんとに便利!!電話番号も住所もHPのアドレスも載っているので、一度に調べ物が済んでしまう感覚です。

話を戻して、その後、私は当時交通手段が自転車とバスのみということもあり、ひたすら自分の住んでいたフラットから近い老人ホームをねらって、電話をし、履歴書をメールで送信して返事を待つという作業を3種の神器を使って繰り返していました。

現実問題としては、やはりワーキングホリデービザは、(当時)1箇所で3ヶ月のみの労働許可との規定があったので、一番はその問題を理解してもらえず、まったく返事をもらないことや、やはり外国人ということで、いくら資格があってもNZ人の採用を優先しているところなど、さまざまで、面接まで行くことすら厳しい状況でした。

結果的に一度派遣スタッフとして行ったことのある、Sケアセンターの求人広告を新聞で見つけ、メールで履歴書を送信し、すぐに『会いたい』という返事をいただき、ナースマネジャー(=施設長)と面接を受け、ワーホリビザの3ヶ月限定労働については「うーん??まぁいいわ」と渋られましたが、その場で採用していただくことができました。

ここで、NZらしいなぁという感覚のひとつに、ちょうど派遣会社の契約の切れる頃に、オーストラリアでワーキングホリデーをしていた妹に会いにAUSへ旅行に計画を立てており、せっかく採用の決まった老人ホームの仕事開始日を予定より1週間だけ遅らせて欲しいと、だめもとで面接時にお願いしたところ、マネジャーも、『私もちょうどホリデーでAUSにいくから、いいわよ!』との返事で、拍子抜け。

 それから実際にSケアセンターで働き始めてからも、NZらしい仕事のあり方に戸惑う反面、どんどんと自分自身もはまっていき、どんどん滞在期間が延びていく・・というループにはまっていくK.U.でした。


 採用の決まったSケアセンターの正面入り口。NZの老人ホームは平屋の建物が多いのが特徴です。この老人ホームは真裏にエイボン川が流れ、とても眺めのいい立地です。私のフラットからは自転車で5分の場所にありました。


 老人ホームのリビング・ダイニングエリア。右側はナースステーション。ユニット制なので、コンパクトな印象です。利用者のプライバシーのために、夜10時ごろに撮影したものであることをご了承ください。

第5回は、「NZでの介護士としての働き方」をお伝えします。

「私とニュージーランド」のシリーズ全体を見てみたい方は「私とNZ」をご覧ください。

K.U.さんの「私とニュージーランド」を通してご覧になりたい方は「私とNZ K.U.の場合」をご覧ください。

K.U.

2006年5月よりNZ・クライストチャーチ在住。現在は知的障害者のコミュニティサポートワーカーとして働きつつ、バレーボールに夢中な、第一子出産間近の自称「アクティブ・K.U.」。

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