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アメリカやイギリスのように新聞でよく使われる国などを漢字一文字で表します。
例えば
米…アメリカ
英…イギリス
仏…フランス
独…ドイツ
印…インド
などなど。
ところでニュージーランドは漢字で何と書くか知っていますか?
はい。正解です。
新
です。
今回はそんなニュージーランドの漢字「新」にちなんだどこかおバカな、でもどこか憎めない話です。
さてニュージーランドを漢字で表すとき「新」と書くのは上でも紹介しましたが、なぜ「新」なんでしょうか。
それは中国語で「新西蘭」と書くから、そのまま「新」の字が採用されたようです。
ところが今から31年前、1980年に当時の在日大使だったR.M.ミラー氏があることを思いつき、危うく違う字が世間に広まるところだったんです。
その思いつきというのはこんなこと。
日本と大きく取引している国には漢字が割り当てられている。
たとえばアメリカは「米国」、イギリスは「英国」。それに隣の国オーストラリアですら「豪州」という漢字があるが、我が国には漢字がない。
だったら募集して、普及させよう!
そして募集の結果集まったのが
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乳慈蘭
柔自島
もうこの時点で、会議の段階で日本人スタッフはきっと笑いをこらえるので大変だったと思うんです。
笑いをこらえるの必至で、鼻の穴なんてドーンと膨らんじゃってたと思うんです。
そして決定したのが
乳国
もう居合わせた日本人よく止めなかったな!と言いたい。
そして普及は始まったけど、もちろん定着せず。
だって、新聞の大見出しで
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菅総理大臣訪乳取り止め
なんて書いて駅の売店で山積みになってたら、もう耐えられません。
確かに日本語で「ニュー」もしくは「ニュウ」という漢字は少ないけどね。
「乳」「入」「丹生」「毧」「柔」くらいしかないし、酪農は確かに盛んだけどさ。
でも、それを押し通そうとした在日大使R.M.ミラーはやっぱりKiwiで、どこかおバカというか、おちゃめなんだなーと思いました。
今後も乳国はナシでお願いします。