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今回はニュージーランド旅行中の自炊で何かと重宝する食材を紹介します。
その名も「Smoked Chicken」です。いわゆる「燻製された鶏肉」です。このSmoked Chicken我が家では定番の食材で、いつか記事で紹介しようと思いつつずっと忘れていました。
先日、またSmoked Chickenを購入したので、今回はどんなものなのか紹介していきます。
旅のあいだ何かと重宝する食材「Smoked Chicken」
以前にも触れたことがありますが、我が家では旅行をしているあいだ晩ご飯を外で自炊することが多いです。その代わり、ランチにガッツリ食べます。
海外旅行は「キッチン付きの宿」を借りて滞在先で暮らすように旅をしよう
それはなぜか。旅行中ずっと朝から晩まで外食だと、お財布にもそして体にも優しくないからです。
とはいえ、毎晩自炊をするとなると滞在先にはあまり調味料がなかったり、滞在先によっては調理器具がイマイチだったりします。
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そんなときに重宝するのがSmoked Chickenです。Smoked Chickenが他の国で一般的なのかどうかは正直わかりませんがニュージーランドのスーパーマーケットでは一般的です。
ちなみに先日、ゴールドコーストに1週間ほど旅行へ行ったときは売っていませんでした。
さて、Smoked Chickenがどんなものか?というと、パッケージはこんな感じです。

Smoked Chickenは数社から発売されていて、僕が購入したのは「Tegel」というメーカーのもの。お値段は普段は14.50ドルで安いときは12ドルくらいでしょうか。日本円だと1000円ちょっとですね。
重さは大体1キロくらいです。

袋を破ってみるとミカンのオレンジ色のネットと同じようなネットに入った燻製(smoked)のチキンが入っています。
ネットを取ってみるとこんな感じ。

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あまりネットが付いている状態と印象は変わりませんね(笑
みていただくとわかる通り、鳥は1匹まるごとです。僕は初めてみたとき「え。。どうしよう」となりました。
この鳥を解体します。

上の写真は以下の部位に分けたものです。
- 手羽
- もも肉
- 胸肉
- ささみ
- 骨を含んだその他の部位
「鶏肉をバラすなんてできない」と思うじゃないですか。ところがやってみると意外と簡単です。包丁を使わなくてもステーキとか切るナイフがあれば解体はできます。
足を外して、あとは肉と肉の境目に沿って「剥がしていく」イメージで解体すれば、上の写真のようにバラせます。
普段から料理する人ならバラしながら「こういうところにささみは入っているんだ」とか、1羽の鳥からコレしかこの部位は取れないんだ」といったことがわかるので、良い勉強になります。
肉はそのまま食べても温めてもOK。骨はスープに
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肉は燻製されて味がしっかりついているので、そのまま食べても美味しいし、温めて食べても美味しいです。
サラダに入れたり野菜と一緒にパンに挟んでみたり、ちょっとフライパンで焼いてそのまま酒のつまみとして食べるのもGOODです。
他にも野菜炒めに入れるのも美味しいです。ただ火がすでに通っているので、個人的には他の具材に火が通ってから最後に鶏肉は投入して、温める程度で良いと思います。
そしてまるごと1羽の鳥なので骨がけっこう出ます。
そんな骨はタマネギとかニンジン、キノコ、ジャガイモ、ブロッコリーなどの野菜と一緒に煮込むと最高のスープを作れます。野菜が柔らかくなるまで煮た後で、少し冷まして骨に付いた肉を取れば、骨に付いた肉も立派な具材にもなります。
僕はスープを作ることを前提に解体するので、骨には多めに肉が付いています。
スープは胡椒を入れるくらいで十分美味しいんですけど、敢えてトマトスープにしたり、牛乳や生クリームを入れてクリームスープにしたり、さらにカレー粉があれば絶品チキンカレーのできあがりです。
旅先でも簡単に美味しい料理を楽しめます
Smoked Chickenのスゴいところは、燻製の味がしっかり付いているので味付けがほとんどいらないことです。
もちろん味付けをすれば、もっと美味しくなるんですけど、シンプルな方が良いときもあるし、なによりも旅行中にそんなにたくさん調味料を持ち歩くことはできません。
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また「脂分」がステーキとかレストランで提供される料理よりもずっと少ないので、胃が疲れたときでも安心して食べれます。
唯一の欠点は「解体」ですかね。でも、これも「旅のアクティビティー」と思えば、興味深い体験になります。
ということで、旅の間の食材としてぜひお勧めの「Smoked Chicken」の紹介でした。ぜひ皆さんもお試し下さい。