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ニュージーランドの北島、ホークスベイ地方のりんご農家などが深刻な人手不足となり、観光ビザでも手続きさえすれば仕事をできるようにする特別処置が取られています。
ニュージーランドの新聞社New Zealand Heraldによると、猫の手も借りたいほど人が足りないらしく、「誰でも良いから来て欲しい」状態に陥っているとか。
ニュージーランドで仕事をしながら、少し長めに滞在した人や現在ワーキングホリデービザを持っていて、仕事を探している人には朗報です。
ホークスベイのりんご農家など農家で深刻な人手不足

ニュージーランドは毎年この時期になると、果物の収穫をする人手が足らないことが大きな問題になります。
去年2018年は4月にタスマン地方が、そして5月にベイ・オブ・プレンティーで「収穫などをしてくれる人が足らない」として、本来働くことができない観光ビザを取得している人でも手続きを踏みさえすれば働けるようにする特別処置が取られました。
それが今年は今の時点でホークスベイで同様の処置が取られています。
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New Zealand Heraldが行ったインタビューによると、現在りんごの収穫のまっさかりで、Royal Galasという品種のりんごの収穫を行っており、さらにこの先、別のりんごの収穫の波が訪れるため、それまでに人を確保したいと考えているようです。
Immigration New Zealandのページでは人手不足は5月中旬まで続くとみられており、総勢400人ほどの人手が足らないとのこと。
働くために知っておきたいこと
働くために知っておきたいことがいくつかあります。
ワーホリビザ・一部の学生ビザ・永住権取得者はすぐに働くことができます
もしワーホリビザを取得していたり、労働が許されている学生ビザを取得している人、または永住権取得者で、りんごの収穫などに興味がある人はすぐに雇ってもらえそうです。
大切なのは「働けるビザを持っていること」です。
ワークビザも働けるビザではありますが、職場が限定されているため収穫を手伝ってお金をもらってしまうと、それは違法となってしまいます。
観光ビザ取得者も特別処置で申請さえすれば働けるように
本来働くことができない観光ビザを取得している人も6週間という限られた期間ではありますが働くことができます。
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その際、移民局に申請を出して受理されてからの仕事となります。
つまり「申請無しで誰もが働ける」というわけではないんですね。
ただこういった機会もなかなかないので、興味がある人はニュージーランドに渡航後、働かせてくれるところを探してみても良いのかもしれません。
詳しい情報は以下のリンクからチェックしてみてください。
- Seasonal labour shortage declared in Hawke’s Bay | Immigration New Zealand
- Varying the conditions of a visitor visa | Immigration New Zealand
ちなみに去年取られた特別処置では働ける時間が「週に20時間まで」と明記されていましたが、今年はそういった記載がありません。
ところでホークスベイってどこ?
「ちなみに」情報なんですけど、ホークスベイがどこか簡単に紹介しておきます。
ホークスベイというのはニュージーランドの北島、東側にある地域です。
日本で言うところの「関東地方」とか「東北地方」があるのと同じように、ホークスベイという地方がニュージーランドにあります。
ホークスベイには車で行くか、オークランドからネイピア/ヘイスティングス空港まで飛行機が出ています。(所要時間1時間)
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街でいうとワインで有名なネイピアやヘイスティングスという街があるので、ワイン好きな人なら名前を聞いたことがあるかもしれません。平日フルーツピッキングなどをしながら、休みの日にワイナリー巡りをするというのは魅力的ですね。
興味がある人はホークスベイに行ってみよう
今回の人手不足の話に興味がある方はぜひホークスベイを訪れて、仕事探しをしてみてください。
といっても新聞紙各社やテレビでも報じられているニュースなので、常に人手不足なのかはわかりません。まずはホークスベイを訪れてみるしかありません。
仕事探しは地元のスーパーマーケットやバックパッカーズの掲示板に掲載されていることもありますが、インターネットで探すこともできます。
これらのサイトで探してみるのも1つの手なので探してみてください。