皆さんは海外旅行へ行くとき、どんなタイプの宿に泊まりますか?
宿泊施設はホテル、モーテル、B&B、バックパッカーズ、Airbnbをはじめとした民泊などいろいろありますが、我が家は毎回キッチン付きの宿(モーテルや別荘、Airbnbなど)を選ぶようにしています。
というのも、旅行中ずっと外食しているのは経済的な面だけでなく、体のことを考えるとあまり良くないからです。
この記事では我が家の旅行中の食事スタイルや、海外旅行でキッチンを使うなら持って行った方がいいものまで紹介していきます。
我が家の旅行中の食事スタイル

我が家は2019年1月の中旬に一週間ほどゴールドコーストに行ったり、毎年1年に1回、日本に一時帰国するのですが、滞在先は必ずキッチン付きの宿を取るようにしています。
というのも、上でも少し触れましたが毎食すべて外食していたら経済的に厳しいのがありますが、それよりも毎食全部外食だと胃が疲れてしまうんです。
そこで我が家は3食のうち朝食と夕食の2食を自炊にして、昼食だけ外食にしています。
もちろんディナーしかやっていない店に行きたいときは行きます。でも、基本的に夜は自炊です。
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では、どんなものを食べるのか?というと
- 朝食 … パンとヨーグルトなど火を使わなくて気軽に食べれるもの
- 昼食 … 外食。夕食並みにガッチリ食べることも
- 夕食 … 自炊。ご飯とシンプルな味つけのお肉や魚、サラダなど比較的軽め
夕食が軽めでシンプルなのはお昼にガッチリ食べているので、1日2食ガッチリ食べるのは食べすぎなのと、自宅のキッチンではないので調味料や調理器具が限られているからです。
外食をするのがディナーではなくランチにしている理由はランチの方がお得なのと、我が家は子どもがいるので6時から外食して家に帰ってお風呂に入れて。。とすると、寝るのが普段より遅くなってしまうからです。
ただでさえ旅行中はアチコチに行くので、普段より早い時間に眠くなりやすく、食事が遅いとイジイジしたり、眠くてご飯を食べないなんていうことになることもあるので、普段より夕食は早め、そして眠くなったらすぐに寝れるようにしています。
持っていくと便利なもの
「キッチン付きの宿」といっても、キッチンに自宅と同じような調理器具や調味料などが揃っていることはほとんどありません。
多くの宿が切れない包丁に使い勝手があまりよくない調理器具、さらに調味料は塩と胡椒があればラッキーで、何も置いていないところも多いです。逆に見たこともない調味料まで豊富に揃えているところもありますが、そんなところはなかなかありません。
そのため以下のようなものを日本で購入して持っていくと便利です。
- 小さくてもいいから切れる包丁
- 小分けにされた調味料(塩胡椒、醤油、マヨネーズとか)
- 味噌汁(欲しければ)
- ラップ 持ち運び安い短めのものでOK
- ジップロック
- キッチンペーパータオル 1本
- 持ち運べる保冷バッグ(移動するなら)
- 保冷剤(移動するなら)
この中でけっこう重要なのが「小さくてもいいからよく切れる包丁」です。
実は我が家も毎回「包丁を持ってくればよかった」と後悔しているのですが、宿泊施設に用意されている包丁は本当に切れません。
料理をする方ならわかると思いますが、切れない包丁は危ないし料理をする気が削がれてしまいます。中にはステーキナイフの方が切れるんじゃ?という包丁を置いてる宿もあるほどです。
なので、小さめでいいのでよく切れる包丁を持っていくと良いと思います。ちなみに持っていくときは必ずスーツケースに入れて持ち運びましょう。間違っても機内持ち込みにしてはいけません。出国の検査で捕まります(笑
それと調味料は「現地で買えば良いんじゃない?」と思われがちですが、数日の滞在のために醤油1本、塩1袋、胡椒1本買っていたらコストパフォーマンスが悪すぎです。
なので小さめの調味料(塩・胡椒・醤油・マヨネーズなど)があると便利です。
またレトルトの味噌汁は飲んでもいいし、フリーズドライのものでなければ肉や魚の味付けとして使うこともできます。(けっこう出汁が利きますけど)特に醤油は日本人に取って万能調味料なので、あると重宝します。
ただし気を付けたいのは、手作りのものや開封済みのものや自家製のものは入国審査で引っかかる可能性があるので、購入して未開封のまま持っていくことをお勧めします。
ジップロックやラップは余った材料を保存するときに。キッチンペーパータオルは宿に台拭きやお皿拭きがないときにあると重宝します。
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知っておくと良いこと
ご飯の炊き方
最後に旅のあいだ料理をする上で知っておくと便利なことがあります。
ご飯は炊飯器がなくても鍋で炊くことができます。
- お米と水を同じ量だけ用意する。計量カップでなくてマグカップとかで測ってもOK
- 米を洗う
- あらかじめ測った水に浸す
- できれば2-3時間浸水させる
- 鍋にフタをして強火で炊く
- 沸騰して泡がフタに達したら火を弱火にして10分加熱
- 10分経ったら蒸らしで10分
たったこれだけです。
もしこれが面倒な時は最近は電子レンジで炊く炊飯器も出ていて、Amazon.co.jpのレビューを見てもけっこう良さそうなものが販売されているので、そういったものをかってもいいのかもしれません。
ちなみにお鍋でご飯を炊く時、電気調理器の場合は「強火→弱火」のとき焦げやすいので注意です。鍋を火から離して焦げ付かないようにしたり、隣の調理台をあらかじめ「弱火」で用意しておいて、沸騰したら隣に移すという手もあります。
もし蒸らしが終わってもお米に芯がある場合は再度、弱火で2-3分温めると芯が取れます。
最初は慣れないと思うので、旅行へ行く前に実践してみることをお勧めします。
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スーパーの味付け肉が何気に便利
限られた調味料で料理をすると数日すると飽きてしまいます。そんなときに意外と便利なのが「味付き」で売られているお肉です。
調理されていない生の状態ものもあれば、我が家がゴールドコースト旅行中によく食べたのはスーパーや専門店でローストしたチキンです。まるごと1羽買って2回に分けて食べたりしました。味付けはハーブや塩胡椒のみでとてもシンプル、鶏肉の旨味があってハマりました。
他にもラムやポークのローストも売られていることがあるので、ぜひ試してみてください。日本人の口にもけっこう合うはずです。
また同じく鶏肉なのですが、ニュージーランドではスモークしたまるごと1羽のニワトリが販売されていて、これも美味しいです。
ローストやスモークされたお肉は温めて食べても美味しいし、小さくして具沢山のサラダとして食べても美味しいです。
その他、牛肉やラム肉など味がすでに付いた状態の肉やソーセージは焼いたり、スープにしても美味しいです。宿によってはオーブンがあるので、自宅ではなかなかできないオーブン料理を試してみるのも「旅のアクティビティ」として楽しそうですね。
現地の食材やスーパーを楽しもう
キッチン付きの家を借りることで、お財布にも体にも優しくなるだけで十分メリットがあるんですけど、それ以外にも現地の食材を自分で買って調理してみたり、スーパーマーケットをくまなく歩いて食材を探してみるのも楽しいです。
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期待していた以上にパンが美味しかったり、日本より美味しい食材・そうでもない食材があったり、さまざまな発見があるはずです。
買って帰りたくなるようなドレッシングやカップスープ、ソースなどをぜひ探してみてください。