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ニュージーランドはここ数日、やっと夏らしい気候になってきました。
各地で20度以上になり、日によっては真夏日を記録することもチラホラあります。
夏と言えば日本も同じですが、ニュージーランドでもビーチや河原で泳いで遊ぶ人たちがたくさんいます。でも、そのビーチや河原、本当に泳いで大丈夫なのでしょうか。水質汚染は進んでいないのでしょうか。
今日はそんな夏のニュージーランドで知っておきたいことを紹介します。
このページの目次
地域によってはたった3割のビーチや河原しか泳ぐのに適していない
ニュージーランドの新聞社New Zealand Heraldによると、ニュージーランドの北部Far Northエリアにあるビーチや河原の約3割しか泳ぐのに適していないそうです。
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特に水質汚染が進んで細菌が多い場所としてあげられたのは、Waitangi BridgeとケリケリのStone Storeという建物横の河原です。
この地域を管轄する役所Northland Regional Councilが行った調査によると、調査対象となった23カ所のうち、全体の7割にあたる16カ所の水質が「泳ぐのに適していない」といされました。
どこが安全・危険かを教えてくれるサイトを活用しよう
今回の調査はLAWA(Land Air Water Aotearoa)という団体が過去3年間の状態を見ながら、全国数百カ所にもわたり調査をおこなったものです。
LAWAのウェブサイトにある「Can I swim here?」というページを訪れると、ニュージーランド全土700カ所以上のビーチや河原、湖の湖畔で泳ぐことができるのか、危険性がないのか?を教えてくれます。
水質は3段階+データ無しの4色で分けされています。
●が「適していない」
●が「注意」
●が「安全」
●が「データ無し」
地図はGoogleマップと同じ操作で拡大縮小でき、色分けされたスポットをクリックするとその場所の地名や情報、さらに現在の水質などを見ることができます。
ここでは全国のデータとオークランド・ウェリントンのデータをザックリと紹介します。詳細はLAWAのページをご覧ください。
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全体を見ると多くのビーチが「● 安全」という評価がされていますが、北島北部のFar Northや、内陸部の川や湖・池で●や●を見かけます。
試しにウェリントンを見てみるとこんな感じです。以前から記事で紹介しているポイントは●でした。
市街地や空港周辺の水質は問題ないようです。数年前の調査では「適さない」「注意」という場所があったので水質が改善されたのかもしれません。
一方、ウェリントン市街地の北東エリアは●が多いのは要注意ですね。
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続いてはオークランドです。オークランドも市街地周辺も一部を除いて泳いでも大丈夫なようですね。ちなみに市街地の近くで●が付いている2カ所は「Cox’s Bay」と「Meola Reef」と呼ばれるエリアです。
出かける前に水質をチェック
上でも紹介しましたが、LAWAの「Can I swim here?」には「Weekly Result」というここ1週間で行われた水質の結果が表示されています。
普段は泳ぐことがまったく問題ないエリアでも、何かの理由でバクテリアが発生して泳ぐのに適さないこともあるので、出かける前にはぜひ水質をチェックしておきたいですね。
雨のあとは数日泳ぎに行くのを控えましょう
New Zealand Heraldに「Cam I swim here?」の情報以外にも、雨が降ったあとは、バクテリアが土と一緒に川の中に流れ込むため、できれば1-2日は泳ぎに行くのを控えた方が良いとも紹介されていました。
特に海は海流があるためバクテリアは流れて行きやすいものの、川や湖、池は水が落ち着くまでさらに数日を要するとのことです。
海外に来て変なバクテリアに感染したら笑えないので、気を付けましょう。
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