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ニュージーランドでは、国全体を禁煙化するべく、国や各自治体が動いています。
そんな中、オークランドが全面禁煙化への布石の一つとして、レストランやカフェ、バー800店舗で店外の席での喫煙が禁止となりました。
そこで今回はそんなニュースの概要と、ニュージーランドで喫煙可能な場所を紹介します。
オークランドの多くの店で店外でも禁煙が不可に
ニュージーランドの新聞社各社によると、オークランド市役所が2025年をめどに進められている「全面禁煙化」の布石として、店外の食事ができるエリアでの喫煙を不可にするよう条例の改定を行いました。
それにより、オークランド市内の800に及ぶ飲食店で店内・店外ともに喫煙ができなくなります。
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市役所によると、店外の食事ができるエリアを禁煙化することは、スタッフが副流煙を吸うことを防ぎ、また近隣の人たちの環境も改善され、特に働いている人にとって、本人が喫煙する・しないに関わらず仕事中、常にタバコを吸っているような、場合よってはもっとひどい状況に身をおくようなものである。と新聞社のインタビューで話していました。
ただしこの「店外の席」はすべてが当てはまるわけではなく、個室で限定された喫煙可能なエリアでは引き続き喫煙可能とのこと。
2017年10月にオークランド市役所では、禁煙エリアの拡大する法案が可決されており、ビーチや市街地全体での禁煙化も実施される予定です。
ちなみに「タバコ」にはVapeなどの電子タバコは含まれないそうです。
もともと店内での喫煙は違法のニュージーランド
ニュージーランドは以前から以下のような場所の建物の中での喫煙を禁じられていました。
- 学校や幼稚園といった教育の現場
- レストランやカフェ、バーなどの飲食店
- スポーツクラブ
- カジノ
- 職場(オフィスや倉庫、工場など)
ただし飲食店の外にある席や、オフィスの決められた場所での喫煙は認められていました。
それが今回の条例の改定によって、オークランド市内では飲食店の店外の席でも喫煙が禁止になったというわけです。
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ちなみにニュージーランドの首都ウェリントンには世界で初めて禁煙化された建物が存在します。
タバコを吸わない人にとってはありがたい限り
僕はタバコを吸わないので、こういった条例とか「2025年までに国全体を禁煙化する」という動きはとてもありがたいです。
でも、なんとなく感じてしまうのは「タバコだけそんなに目の敵にしなくてもいいのに」という気持ちもなくはありません。
そうかと思えば、ニュージーランドは大麻を合法化する動きがあったり、結局のところ「禁煙化」も「大麻を合法化する動き」も大人の事情でどうするか決めているのかもしれません。
情報元:New Zealand Herald | Stuff.co.nz