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「ニュージーランドで働く」ことのお金事情を考える

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先日、「ニュージーランドの賃貸住宅は家賃が高い」という話を紹介しました。

その記事でもう少し書きたいことがあったんですけど、話が長くなってしまうのと話題が逸れてしまうので、書かなかったことがありました。

それはニュージーランドで働くときのお金事情についてです。

ニュージーランドのお給料事情

New Zealand Banknote ニュージーランドの紙幣

まず始めにニュージーランドのお給料事情を知っておきましょう。

お給料は時給制が多い

ニュージーランドではお給料が時給制です。のところが多いです。

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※加筆:読者からのコメントで加筆修正しています。

業種にも寄りますが朝9時から5時までという固定の時間で働く人もいれば、シフト制で仕事をする人もいます。

シフト制の仕事の場合は時給制が多く、固定の時間で働く人は年俸制が多いとのことです。こ

そのため時給制は、よく言えば働いただけもらえるシステム。逆をいえば仕事がなければ「働かざる者食うべからず」ということで、お金がもらえないシステムです。

そして最低時給は16.5ドルです。日本円で1,250円弱といったところでしょうか。日本と比べると最低時給は高いですね。

専門職の人のなかには年俸制の人もいるそうですが、逆をいえば専門職出ない人は時給制が多いと言うことですね。

ボーナスはない

日本だと社員はお給料とは別でボーナスが支給されたりしますね。このボーナスが楽しみな人も多いはず。

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でも、ニュージーランドでは決まった時期にボーナスを支給するということはありません。

企業によっては利益が大きく出たからボーナスを出したりすることもあります。先日もAir New Zealandが利益がいっぱい出たからとスタッフ全員にボーナスを出したとニュースで話題になっていました。
その少し前に「採算が取れない」という理由で運賃を上げたにも関わらずです。

また営業職などは売り上げに応じたコミッションをもらえることもあります。

交通費は出ない

日本だと交通費支給は当たり前だと思いますが、ニュージーランドでは交通費は支給されません。

そのため交通費はすべて自費です。そのせいかウェリントンでは街の中心近くに住んでいる人は徒歩や自転車で会社に行く人が多いです。
徒歩で30分40分歩く人がけっこういます。

税金はだいたい20%弱で考えると計算しやすい

お給料から引かれる税金はだいたい20%弱と考えると計算しやすいです。

正確には年間所得が14,000ドル以下は10.5%。14,001ドルから48,000ドルは17.5%、48,001ドルから70,000ドルは30%となっています。

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ただワークビザで年間14,000ドルということは週270ドル、4週間で1,080ドルしかもらえないというのは考えにくいです。

そのため一般的には年間14,000ドルから48,000ドルに収まるはずなので、17.5%が所得税となります。もちろん48,000ドル以上もらえる人もいます。

追記:
実はこの記事を書いて投稿するまですっかり忘れていたことがありました。税金は以下のような計算になります。

  • 0ドルから14,000ドル … 税金10.5%
  • 14,001ドルから48,000ドル … 17.5%
  • 48,001ドルから70,000ドル … 30%

つまり年収が40,000ドルの人の場合は40,000ドルに17.5%の税金がかかるのではなく「0ドルから14,000ドルの10.5%として1,470ドル」そして「14,001ドルから42,000ドルまでの28,000ドルに対して17.5%がかかり4,550ドルの税金」が課せられ、合計6,020ドルの税金が課せられることになります。

そう考えると税金は収入に対して15%課せられたことになりますね。

税金の目安になる表をザックリと作ってみました。

  • 10,000ドル … 10.5%
  • 20,000ドル … 12.6%
  • 30,000ドル … 14.2%
  • 34,320ドル … 14.6% ※
  • 40,000ドル … 15.05%

※の34,320ドルは最低時給の16ドルで1日8時間、週5日働いたときの年収です。

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それ以外にも多少引かれることを考えるとお給料から引かれるお金は15-20%弱と考えるのが良いかな?と思います。

もらえるお金の次は出ていくお金を考える

さて、ニュージーランドのお給料がどんな風にもらえるのかザックリと紹介したので、「もらえるお金」の次は「出ていくお金」のことを考えてみましょう。

出費で一番大きな割合を占める「家賃」

ニュージーランドの家賃は「週いくら」で決められています。
住む街や、同じ街の中でもエリア、さらに1人で家を借りるのか、シャアハウスで生活するのか?で家賃は大きく変わってきます。

シェアハウスなら家賃は週150-20oドルくらいでしょうか。それが4週間で600-800ドル。
1人で家を借りるときの家賃は200-300ドルくらい。4週間で考えると800-1200ドルと考えると良いかもしれません。

もし子どもが1人いたらシェアハウスにはなかなか住めないので、間取りが少し大きめの家を週に300-400ドル払って借りることになります。つまり4週間で1200-1600ドルといったところですね。

もちろんもっと安くしようと思えば、安くできるかもしれません。でも、その分だけボロかったり、ビックリするくらい狭いかもしれません。

その他にも雑費はいろいろ

他にも雑費はいろいろかかりますね。

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  • 電気代(100-300ドル?)
  • 水道代(オークランドと一部の街のみ)
  • インターネット代(50-100ドル?)
  • 携帯代(15-50ドル)
  • 交通費(会社からの支給はありません)
  • 食費
  • その他諸々

シェアハウスの場合、電気代やインターネット代、水道代は家賃に含まれていることがあります。

ちなみに外食は、特にお酒を飲み始めると高く付きます。夕食をレストランで食べてお酒を飲んでしまった日には1人100ドルくらい飛ぶことも。

もらえるお金と出ていくお金のバランス

さて、もらえるお金と出ていくお金を別々で考えたところで、そのバランスを見ていきましょう。

ニュージーランドの最低時給は16.5ドルです。
最低時給の状態で1日8時間で週5日、4週間働くと「2,640ドル」です。

上と同じ式で時給ごとに手取りでどのくらいもらえるのか計算してみました。

ちなみに時給24.29ドルというのは永住権を取るのに必要といわれている時給です。そして最後の32.1ドルは日本円で「税込みで年収500万円」もらうためには時給は幾ら必要か?を計算しました。

4週間の手取り
(税抜き)
年収
(税込み)
年収
(日本円換算)
メモ
16.5ドル 2250ドル 34,300ドル 257万円 最低時給
17.0ドル 2320ドル 35,360ドル 265万円
18.0ドル 2450ドル 37,440ドル 281万円
20.0ドル 2720ドル 41,600ドル 312万円
22.0ドル 2980ドル 45,760ドル 343万円
24.29ドル 3257ドル 50,520ドル 379万円 永住権を取得するのに必要な時給
32.1ドル 4132ドル 66,770ドル 500万円 ちなみに

専門職に就かないと生活は結構厳しい?

ニュージーランドで現在働いている方や、移住するためにいろいろ調べている方はご存じのことなんですけど、専門職以外は最低時給+αしかお給料は出ないことが多いです。

そうなると時給は最低時給の16.5ドル、少し多めにもらえて18ドル。マネージャークラスでも20ドル程度しかもらえないかもしれません。

つまり時給20ドルで手取りのお給料は2,560ドル。家賃が週に300ドルの家に住んだら4週間で1200ドル、収入の半分が家賃で飛んでしまうということです。

そこに光熱費や食事代、交通費が入ってくるとかなり厳しいですね。ルームシェアをする人が多い理由もうなずけます。

住宅事情と合わせて移住の参考にしてみてください

今回の収入の話とともに、以前紹介した住宅事情と合わせて、移住するときのお金のことを少し考えてみてください。

ニュージーランドの賃貸物件は安い?高い?間取りと価格帯ごとに調べてみた

特に家族でニュージーランドに移住を考えている場合、シェアハウスというわけにもいかないでしょうし、子どもの学校のお金など何かとお金がかかるはずです。

それを考えて「この時給の仕事で移住しても良いのか」「奥さんが働けるようになったら、働いてもらう必要があるのでは?」など見当してみてください。

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masa osada
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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。
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