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先日、ウェリントン湾で開催されたマオリ族の新年「マタリキ」を祝う花火大会へ行ってきました。
花火自体は夕方6時半から10分ほどの短いもの。日本の花火大会と比べると規模はだいぶ小さかったんっですけど、それでも久しぶりに見る花火は十分に見応えがありました。
さて、そんな花火大会を見るために街に出て改めて思ったことがあります。それは「ニュージーランド人の格好」です。
日本人とは体感気温が違う
ニュージーランド人に限らず、海外の人は体感気温が全く違います。日本人やアジア人が特に寒がりなのかもしれませんが、日本人が「長袖+1枚羽織っている」環境で、ニュージーランド人は「半袖で汗をかいている」なんてことがあります。
よくニュージーランド人男性と日本人女性が一緒に暮らすと、室内の温度をどっちに合わせて設定するか?が悩ましいらしいです。
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この辺の「気温差」は男性の僕よりも、日本人女性のほうがいろいろ言いたいことがありそうな気もします。
季節感なくても着たいものを着る。それがキウィ流
さて、話を花火大会に戻します。
花火大会とはいえ、7月のニュージーランドは真冬。ウェリントンはそこまで冷え込むことがないんですけど、それでも気温は7度とか8度。
そんな日に街ゆく人がどんな格好をしているか?というと
- 上はダウン。下は短パン
- Tシャツ、長ズボン、ムートンブーツ
こんな人がかなりいます。
見ているだけで寒いです。こんなにひどくなくても、ペラペラの長袖&スカートの女性とか。逆にひどい人は真夏か?という格好の人もいるほどです。
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特に気温が寒くても晴れている日は薄着率が高くなります。確かに日が当たると暖かいんですけど、言っても真冬。半袖はやりすぎ。
そうかと思えば夏なのに
暑がりなのかと思えば、夏なのにムートンブーツを履いている子がいたり、ダウンのジャケットを着ている人も見かけます。
僕は昔、真夏に風邪を引いてその時、寒気がひどくてダウンのジャケットを着たことがあります。でも、その時は高熱39度台後半でした。あと少し熱が上がったら命の危機です。
でも、街で見かける人にそんな危機感はありません。なんとなく着たい服を着ているんだと思います。
テレビに出る人たちも季節感は出さない
日本のテレビを見ていると出演者は「大変だな」と思うほど、季節感を大切にしますよね。春夏秋冬に合わせて色や素材、服の形を変えてきます。特にニュース番組とか見ていて感じます。
録画した番組をあとで見ても、この番組がどの季節に放送されたのかわかりますよね。
ところがニュージーランドでは、真冬でも半袖の服を着ているし、季節は感じません。
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一般の人も冬に麦わら帽子をかぶったり、夏にもこもこした素材のカバンを持っても誰も気になんかしません。
楽といえば楽です
そんな季節感がなく、着たい物を着る生活。ちょっと物足りない気もしながら、でも楽といえば楽です。
アレコレ気にしなくていいですからね。
ただそれに慣れすぎると、だんだんいろんなことがいい加減になって、そのうちパジャマで買い物とか行ってしまいそうな気もします。。。
実際、ニュージーランドの新聞に「パジャマで出かける人が多い」という記事が掲載されたことがあるくらいです。
カナダにも1年弱住んでいたことがあるんですけど、カナダは冬が寒すぎて(マイナス30度とか普通)、屋外で半袖の人を見ることはありませんでした。そんなことしたら凍傷になります。
なので、これが世界的にそんなものなのか、それともニュージーランドは特に酷いのかはわかりません。
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ちなみにカナダではモッコモコのダウンジャケットの下はTシャツという人はけっこう多かったです。
ということで季節感とか洋服にまつわるお話しでした。