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ニュージーランドは6月から8月が一般的に冬と言われています。
この説明、ここ1ヶ月の間に何度書いたことでしょう。
でも、日本で毎日30度近い、時には35度を超える日々を送っていると「真冬の国がある」ということがにわかに信じられなくなりますよね
逆に僕は、真冬のニュージーランドにいるので、数日前に西日本の災害のニュースを見て「被災地では暑い日が続くから食中毒にも気をつけましょう」と報じられているのを見て一瞬、違和感を覚えたほどでした。
さてそんな余談はさておき、真冬のニュージーランドを旅するメリットはいったいどんなことがあるのでしょうか?また逆にどんなデメリットがあるのでしょうか。
冬に旅するメリット
まずは冬のニュージーランドを旅するメリットから見ていきましょう。メリットもデメリットもそうなんですけど、人によってはまったく興味が無いことも多いと思います。その辺は目をつぶってあげてください。
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航空券が比較的安い
冬場のニュージーランドは閑散期です。そのため1年で一番航空券がやすくなりやすいです。
航空会社としては空席ができるよりも、航空券を少しでも安くして空席を減らしたいという気持ちがあるんでしょうね。
宿泊施設も安いことがある
宿泊施設も航空会社と同じでできるだけ空室を減らしたいです。そこで期間限定で特価を出してきたり、「Winter Special」や似たようなスペシャルを出して「宿泊+食事」や「宿泊+マッサージ」「2泊泊まったら3泊目タダ」といったお得なパッケージを出してくることも。
雪景色を見られる(地域による)
ニュージーランドは日本と比べて雪が降るエリアが少なく、また積雪量も大したことはありません。
それでも南島の南、オタゴ地方あたりでは雪景色を見ることができるかもしれません。
またニュージーランドの真ん中を走るアルプスの山頂では雪が積もっていることが多いので、そういった山頂の雪を目にすることができます。
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スキーやスノボができる
季節が反対のニュージーランド。つまり日本が夏にもかかわらず、ニュージーランドではスキーやスノボを楽しむことができます。
スキーやスノボのプロの人はこの時期にニュージーランドを訪れることが多いし、世界中のスキーやスノボ好きが集まるのは冬のニュージーランドです。
比較的どこも空いている
上でも触れたとおり閑散期のニュージーランドは比較的どこに行っても空いています。
有名なレストランや宿泊施設も予約なしでフラッと入っても意外と大丈夫です。つまり予定を直前で決めながら動いても大丈夫ということですね。
デメリット
では、デメリットはどんなことがあるでしょうか。
寒い
冬なので寒いのは当たり前ですね。でも、本当に寒いです。寒さ自体は北海道や東北のように寒くなることはあまりありません。地域にもよりますけど。
でも、建物の気密性が違ったり、旅行中は外を出歩く時間が長いので体が冷えやすかったり、とにかく寒く感じるはずです。
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もし寒い場所をできるだけ避けたい場合は、オークランドやそれよりも北側に行くことをおすすめします。ニュージーランドは南半球なので、北に行くほど赤道に近くなり暖かくなります。
雨や曇の日が多い
真冬のニュージーランドは全国的に雨が降ったり、曇が続くことが多いです。
雨の中を旅行するのは大変だったり、写真をとってもどこかどんよりしたものばかりになりがちです。
日が短い
日本と同じようにニュージーランドの冬も日が短いです。例えば7月15日の各地の日の出と日の入りの時間を見てみると
- オークランド … 日の出:7時31分 日の入り:5時23分
- ウェリントン … 日の出:7時43分 日の入り:5時10分
- クイーンズタウン … 日の出:8時19分 日の入り:5時23分
参考までに夏真っ盛りの1月15日の日の出と日の入り時間も見ておきましょう。
- オークランド … 日の出:6時17分 日の入り:8時42分
- ウェリントン … 日の出:6時05分 日の入り:8時54分
- クイーンズタウン … 日の出:6時17分 日の入り:9時31分
こう比べると夏は日が長く、冬はかなり日が短いのがわかりますね。
冬季休業の場所も多い
ニュージーランドでは「閑散期はお店を開けない」ことがよくあります。また「Winter Hours」といって営業時間を短くすることも。飲食店の場合、ランチかディナーしか営業しないお店があります。
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結局、冬の旅行は良い?悪い?
メリット・デメリットをアレコレ書きましたけど、そもそもメリット・デメリット以外に「会社を休めるか」もありますよね。
他にも本当は夏に行きたくても、航空券とか諸々の予算折り合いが付かなかったり。
ということで、冬のニュージーランドを旅行するメリット・デメリットでした。