それでも傘をささないニュージーランド人

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「ニュージーランドの人は傘をささない」

そんなことを聞いたことありませんか?今日、僕は改めてその言葉を実感しました。そこでフッと思ったんですけど、過去の記事で「ニュージーランド人は傘をささない」ということに触れたことはあっても、その事自体を記事にしたことがありませんでした。

そこで今日は「ニュージーランド人は傘をささない」ということについて書いてみたいと思います。

目次

改めて感じる「傘をささないニュージーランド人」

Rainy Dayz

今朝、雨が降るなか、ウェリントンの市街地まで車で出かけてきました。
ちなみに我が家は市街地から車で20分ほど離れたところに住んでいます。その間、今日は信じられないほど信号に捕まりました。

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そして信号待ちしながら、見るともなく通行人を見ていると、まぁ傘をさしていない。数えたわけではありませんが、イメージ的には8割9割の人が雨の中、傘をさしていません。

晴天の日、急に雨が降ったのならしょうがありません。

ところが今日に限っていうと、今日で雨は5日目。
ザーザー降りではなく、降ったり止んだりの天候ではあるんですけど、それにしてもほとんどの人が傘をさしていないっていうのは、ニュージーランド生活も10年以上になりますが未だに理解できません。

若い男の子だけでなく、スーツを着た年配や、オシャレな格好をした女性も傘をさしていないことがあります。

レインウェアやパーカーを着てフードを被っている人はけっこう見かけますが、老若男女、本当に傘をさしていない人ばかりです。

ちなみにウェリントンで傘をさしている人は日本人を含んだアジア人や明らかに旅行者とわかる人、オフィス街で「さすがに濡れたら仕事に差し支えが出るでしょ」と思える仕事の格好をしている人たちです。

オークランドはウェリントンよりも多国籍な傾向があり、目抜き通りのクイーンストリートを歩いていても、傘をさしている人を比較的よく見かけます。

観光客が少ないエリアに行けば行くほどこの傾向は強くなります。

傘をささずに歩いたら

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少し前に徒歩で20分ほどのところに出かけて、急な雨に降られたことがありました。

「急な雨」だったので傘もなく、またニュージーランドではなかなか傘を売ってるお店を探すのは大変&売っていても安くないので、探して買わずに濡れる覚悟をして家に帰ることにしました。

家に帰ったら、もちろんずぶ濡れです。パンツまで。パンツが濡れるという体験は本当に久しぶりでした。

幸い防水カバンだったので、カメラとかお財布、iPhoneなど持ち物はすべてセーフ。でも、靴も洋服もビショビショです。

冬場、ニュージーランドの街中を歩いていると、雨の中、厚手のコートや革のジャケットを着て歩いている人を見かけます。でも、厚手のコートなんて一度濡れたら全然乾きません。それに革のジャケットでも言えることなんですけど、濡れると独特のすえた匂いがしますよね。

ああいう状態でも気にならないというのは、文化の差というか、小さなころからの育ちの違いなんでしょうね。

傘をささない理由を考える&調べてみると

でも、どうして傘をささないのでしょうか。勝手に理由を考えたり、理由を調べてみたりしました。

一番大きな理由は「そういう文化がないない」というざっくりしたことなんだと思います。

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小さいときから「傘をさす」という文化がなければ、「雨が降ったら濡れるもの」と思っているので傘をさしませんよね。

これは僕たち日本人が「雨が降ったら傘をさす」のが当たり前なのと同じ感覚なんだと思います。

でも、もう少し具体的に、突っ込んでみると

  • 傘をさすのが面倒くさい
  • 持ち歩くのが面倒くさい
  • 傘をさすのはダサい・かっこ悪いと思っている
  • どっちみち濡れるからささない

こんなところのようです。

ちなみにカナダに住んでいた時、意識してみていましたがやっぱり傘をささない人はいました。なので、そもそも外国人には日本人ほど傘をさす習慣がないんだと思います。

ただニュージーランド→カナダ→ニュージーランドと生活して思ったのは、やっぱりニュージーランドに住む人はカナダの人たちよりも傘をささない傾向があります。

ウェリントンはある意味、傘が不要な街

Blowing a Gale ...

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今朝のウェリントンは雨が降って入るものの、風がほとんどなく穏やかでした。

でも、ウェリントンといえば風の街。風が強い中、雨が降ったらどうなりますか?そうです。傘がおちょこになってしまうんです。そして壊れてしまいます。

また風が強い中で傘をさしても、濡れないのは首から上くらいで肩も体も背中も足も手も、持っているカバンもすべてベタベタに濡れてしまいます。

なのでウェリントンに限っていうと、傘をさして歩くことにあまり意味がありません。

それであれば、丈の長いレインコートを着て防水性のあるカバンを背負って歩くほうがベターです。

ニュージーランド旅行に来るときは

「ニュージーランド人は傘をささない」と書きましたけど、だからといって旅行者がニュージーランドで傘をさしてはいけないというわけではありません。

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なので、皆さんはニュージーランドに着たら大手を振って傘をさしましょう。

ちなみにそんな「強風の街ウェリントン」で開発された「おちょこにならない傘」があるのご存知ですか?我が家にも数年前からこのメーカーの傘があって重宝しています。

BLUNT(ブラント)というメーカーの傘で、壊れにくい構造と、一般的な折りたたみ傘よりしっかりした作りで、台風のような強風でも壊れることはありません。日本でも販売されていますので、日本で買って持ってきてもいいのかもしれませんね。

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ちなみに、この傘はニュージーランドで買うと99ドルしますので、日本で買うほうが断然安いです。興味があるかたは日本で買いましょう(笑

もしくは日本未発売の商品もありますので、ニュージーランドで買う場合はそういう傘を買うのが良いと思います。

BLUNT Umbrellas | New Zealand
Blunt umbrella store. umbrellas built to last all weather. wind. rain. hail. shine. Free shipping on all orders. 5 year global manufacturer warranty.

ウェリントン発祥というだけあって、ウェリントンではBLUNTの傘をさしている人を見かけます。でもさしている人はちょっとお金持ちな人たちが多い印象を受けます。

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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