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同性愛カップルの女性2人を「母」として国が認定

先日ニュージーランドで初めて女性の同性愛カップルがが2人揃って子供との続柄として「母」になることが認められたというニュースがニュージーランドの新聞社各紙に掲載されていました。

僕自身、そういったことは考えたこともなかったある意味「気付き」のニュースだったので、皆さんにも紹介したいと思います。

同性愛カップルの女性2人が「母」として認定

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ニュージーランドの南島、ネルソン(Nelson)に住む同性愛カップルのJessとStacyのあいだに、2017年8月にEvieという娘が生まれました。

2人は出生届の欄に2人の続柄を「母 mother」と記載し、ニュージーランドの内務省にあたるDepartment of Internal Affairsに提出しました。

ところがこの出生届は受理されず、2人にとっては衝撃的な理由が突きつけられました。

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その突き返された理由は、2人を「母」とすることはできないからです。

ニュージーランドでは、女性の同性愛カップルのあいだに生まれた子供の場合、子供を出産した女性を「母」とし、もう1人の女性の続柄は「その他の親 other parent」と記載されることになっていたからです。

そこで2人はこのことを不当とし、弁護士を通して人権団体 Human Rights Commissionに抗議し、その抗議は内務省で正式に検討されることとなりました。

今回の件を担当した弁護士Stewart Dalleynによると、同様のケースに直面しているカップルにとって「その他の親」という記載は、他人行儀でどこか見劣りがする存在に捉えられがちとのこと。ちなみに英語では英語では「劣る地位 less standing」という書き方がされていました。

そして先日、内務省(Department of Internal Affairs)はJessとStacyの2人を「母」として認め、今後の出生証明書では、2人が「母」と明記されることになりました。

今回の認定によって、ニュージーランド国内で1000以上の子どもの出生証明書が書き換わることになります。

今回の件、市民の反応は賛否両論。あなたはどう思いますか?

今回の件。市民の声は賛否両論のようです。

Stuff.co.nzの記事についているコメント欄を見ると「よかったね!」とポジティブな反応を示す人もいれば、中には出生証明書の捉え方の違いなのか否定的な声もありました。

直行便?経由便?どっちが良い?

ニュージーランドに行くとき、直行便のニュージーランド航空と、経由便のカンタス航空・ジェットスター・大韓航空・シンガポール航空どれが良いか迷いますよね

僕は過去10年ほぼ毎回ニュージーランド航空を使って日本とニュージーランドを行き来しています。その理由とは。

ニュージーランド航空を強くオススメする一番の理由

否定的な声をしては、将来その人の祖先をたどることがあるとき、遺伝子的にどっちが本当の親なのかわからなくなってしまうという声がありました。

あとはこういった件でありがちな、「そこにこだわる意味がわからない」というものです。

僕の個人的な意見としては、もともと日本でいう戸籍や出生証明にその人の遺伝子的な先祖を辿っていくという役割を持たせているなら、確かにどちらも「母」としてしまうのは問題があるのかもしれないと思いました。

ただ実際のところ、そんな目的のために「父」「母」「その他の親」と分けているとは思えません。

こういった種類のニュースを見る度に、ニュージーランドで同性婚を認めさせるために行われた国会議員のスピーチを思い出します。

以下の文章はそのスピーチの抜粋です。

僕自身、このスピーチには大賛成で今回の出生届で母と登録できなかったのが登録できるようになったことは喜ばしいことだと思います。

今、私たちがやろうとしていることは「愛し合う二人に結婚を認めよう」としているだけです。たったそれだけです。
外国に核戦争をしかけているわけではありません。農業を壊滅させるウイルスをバラ蒔こうとしているわけでもありません。

私には「愛し合うカップルを結婚させてあげる」という法案の何が間違ったことなのかわかりません。もちろん自分と違う人を好きになれないのはわかります。それはかまいません。でも、なぜ反対する人がいるのかわかりません。

この法案に反対する人に言っておきます。

この法案が採決されたからと言って
太陽は明日も昇ります。ティーンエイジャーの娘はそれでも、知った顔をして何でも反抗してきます。あなたの住宅ローンは増えたりしません。皮膚病にかかったり、布団の中にヒキガエルが現れたりしません。

この法案が採決されても、世界は何ごともなかったかのように回り続けます。

だから、この法案で大騒ぎするのは止めましょう。

この法案が通ることは、影響がある人に取っては素晴らしいものです。でも、そうでない人に取っては人生は何も変わったりしません。

 

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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のFacebookには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。