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今日はニュージーランドに限らず、日本人が海外で生活すると「イラッ!」とすることを書いてみたいと思います。
そのイラッとするモノとは「ラップ」です。
ラップといっても音楽の「ラップ rap」ではなく、食べ残した料理を包んだりする「ラップ wrap」のほうです。
もうこの時点で何を書きたいのか分かる人も多いですね。日本に住んでいる方は「へーそうなんだ」と読んでもらえたら嬉しいです。
海外のラップは品質がとにかく悪い
ニュージーランドに限らず海外のラップはとにかく品質が悪いです。どう悪いのか?はこのあと紹介するとして、一時帰国する度に日本製のラップの素晴らしさに感銘を受けます。
今回は「ニュージーランドのラップ」で比較していますが、カナダにいた時も全く同じことを話していました。
つまり「海外のラップの品質が悪い」というよりも、「日本のラップの品質が良すぎる」という話かもしれません。
取り出すのが大変
まずラップを購入して箱から出す時、取り出すのが大変です。すごい勢いで張り付いてます。
しかも、使っているとスルッと箱の中にラップが入ってしまいます。料理をしていて手が汚れた状態でラップを使いたいときに、ラップが箱の中に入ってしまうと、手を洗って取り出して。。と非常に面倒くさいです。
上手に切れない
これは僕の上手い下手もあると思いますが、日本のラップのように上手に切ることができません。
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1つにはラップを切る歯の位置が違うからです。
少し前までラップの歯は箱の内側にありましたが、最近の日本のラップは箱の外側に変わりましたよね。あのタイプのラップがありません。
そしてラップによっては切れ味が非常に悪く、ラップを切ろうとするとラップがなかなか切れず、結果的に引きちぎることも。もちろん引きちぎったラップはキレイに切れているわけもなく、多くの場合、ビローンと伸びてしまいます。
そして頑張って切ったラップはラップ同士がくっついてお皿に貼り付けられる状態ではなくなっています。
全然お皿にくっつかない
ラップ同士はけっこう貼り付くのに、お皿に付けようとすると全く貼り付きません。
我が家ではラップをしてから、輪ゴムで止めるということがよくあります。
電子レンジですぐ溶ける
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そんな苦労してお皿に付けたラップなんですけど、薄すぎるのか耐熱が弱いのかわかりませんが、すぐに溶けます。
食材に触れずに溶けているものは、まだ良いものの食材をラップで包んだ状態で電子レンジにかけて、ラップが溶けていると食べるのをためらいます。
質が悪いのに安くない
これだけ品質が悪いわりにニュージーランドのラップは安くありません。比較すると日本と同じか若干高いくらいです。
ただ値段が同じで品質が悪いっていうのはいただけませんよね。
ちなみにAmazon.co.jpでサランラップの値段を調べてみると
- サランラップ 30cm×50m … 410円 8.2円/m
- クレラップ 22cm×50m … 276円 5.5円/m
では、ニュージーランドのラップの値段は?というと
- Glad Cling Wrap … 30cm×70m … 8.50ドル(約680円9.7円/m)
- Glad Cling Wrap … 30cm×200m … 16ドル(約1,280円 6.4円/m)
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という感じです。ちなみにこのGlad Cling Wrapというのは、いわゆるブランド物で若干お値段高いほうです。なので、これより安いものはありますが、品質はそれに応じて下がります。
日本品質のラップが普及してくれると嬉しい
一時帰国で日本に帰るといつも思うのが、ラップの品質の良さとラップの分厚さです。海外のラップは本当に薄く、そして品質も悪いです。
海外に生まれたときから住んでいて、「ラップとはこういうもの」と思っていたら、特に不満はないはずです。でも、日本で育ってしまうと、「日本のラップ」が基準になっているので、海外のラップはどうしてもイマイチに思えてしまいます。
日本品質のラップが海外でも普及してくれることを願うばかりです。