子連れの家族で海外移住する前に知っておきたいこと。メリットとデメリット

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子連れで海外に出るというと、こんなメリットを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

  • グローバル社会の中でやっていける英語力が付く
  • 永住権を取って海外で住むという選択肢を子どもにあげられる
  • 良い生活環境を子どもに
  • 親のライフスタイルを良くし家族との時間を持てる

海外に出ることでこれらが本当に実現するかどうかは別として、他にも海外に出るメリットは人それぞれいろいろありますよね。

子連れの家族が海外に移住する時知っておきたいこと

Harbourside Market in Wellington

今回、家族連れで海外に移住する前に。という話を書こうと思ったのは、ちょっと前にもらった問い合わせのメッセージを思い出したからです。

メッセージの返信では書ききれなかったことを改めて記事として書いてみることにしました。

ここに書かれていることはポジティブなことではありません。というのも、ポジティブなことは海外に移住したいと思っている人なら、すでに自分のなかで思い描いているからです。

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それよりも、「ネガティブなことになり得ること」を踏まえて、こんなことを知っておいてほしいなということが綴られています。

夫婦の海外移住についての考え方

海外移住をする上で、夫婦で海外移住に対する考え方は同じですか?全く同じ方向を向いていなくても、どちらも前向きに考えていますか?

どちらかが強く海外移住を推して、もう1人は消極的な場合は色々大変かもしれません。

過去に「旦那の希望で海外に移住して、妻が鬱になった」という話を聞いたことがあります。

その夫婦は、旦那がワークビザを取得し現地の企業で仕事。子どもは英語を目に見えて英語を身に着けて環境に慣れていく中で、奥さんはあまり英語も喋れないため外に出ることに消極的になり、結果的にうつ状態になってしまったという話でした。

海外に行きたい方は夢が叶って楽しくても、消去的な方はネガティブな方へ傾きがちです。夫婦でしっかり話し合いをしたり、場合によっては「1ヶ月」とかお試し海外移住をして本当に移住すべきなのか検討することをお勧めします。

子どもの具合が悪い!そんなときの対応

子どもは幼稚園や小学校、中学校へ行くと風邪をもらってきたり、思わぬ怪我をするものです。

そんなとき英語、もしくはその現地の言葉で対応しなければなりません。

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大都市なら日本語通訳もいますが、急な事態にどこまで対応してくれるのかわかりませんし、それにお金がそれなりにかかります。その辺の理解は必要です。

また、子どもが日本にいるときから定期的に病院へ行くような病気を抱えている場合は、海外で通院する必要があります。その時どうすれば良いのかも考えておきましょう。

以前、「子どもの具合が悪いから治療の意味もあって自然が多いニュージーランドに行きたい」という人と話をしたことがあります。

そのときに今書いたような話と、ニュージーランドは意外と治療費が高いからその点も理解しておいたほうが良いですよ。という話をしました。

子供の日本語力について知っておく

学校など外の世界で英語を使う機会が増えると、子どもはドンドン英語を覚えていきます。半年、1年もすれば親の英語力を超えてしまうかもしれません。

ただ逆に日本語に触れる機会は減ります。
日常会話は問題ないかもしれませんが、読み書きが苦手になる可能性は相当高いです。また日常会話も最初のうちは良くても、新しい語彙が増えず15歳、20歳になってもどこか子供っぽい話し方になってしまったりします。

ニュージーランドを含め、海外の大きな都市には「補習校」と呼ばれる日本人向けの学校がありますが、多くの場合「週末のみ」補習校です。そのため、学習時間が十分ではありません。また、本人も日本語の必要性が薄れていくので、一生懸命勉強をしません。

それは日本に住む子供が英語を習っても、なかなか身につかないし上達しないのと同じですね。

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そのため、日本に帰った時に今度は日本語で苦労させてしまう可能性があります。
実際、僕がその昔働いていた職場にいたフランス育ちの日本人は、そのことで職場の人に「◯◯さんの日本語は時々わからない」と言われていました。

英語と日本語、両方をネイティブレベルで読み書きまでできるようにするのは、なかなか難しいです。

将来的に日本で生活させたいと思っている場合は、日本語をどうするのかも考えておきたいですね。

日本の家族と離れるということ

家族で海外に移住するということは、おじいちゃんおばあちゃんにとっては孫が遠くに行ってしまうことになります。

今では毎週SkypeやFaceTimeで顔を見せることができるようになりました。でも、直接会うことができるのは1年に1回あるかどうかになります。ワークビザで仕事をしていると最初の頃は日本に帰れないかもしれません。

また、おじいちゃんおばあちゃんが急に倒れた時に、急いで日本へ飛んでもそれなりに時間がかかります。ニュージーランドの場合、直行便でも10時間以上、諸々考えると知らせを聞いてから1日以上かかることも。

僕は少し前に身内で不幸があったとき、このことを改めて痛感しました。

「日本に帰る」選択も考えておく

「海外に移住」はその昔、日本人がブラジルやハワイに移住した当時は片道切符でした。生まれ故郷を離れたら、帰れないと覚悟しました。

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でも、今の時代はそんなことありません。

海外に出る時、みんなに見送られたし、戻るのが恥ずかしい・かっこ悪いなんてことはありません。「ダメだったら帰る」という選択肢があることも心のどこかに置いておきましょう。

  • 子どもが学校や環境に馴染まなかったら
  • 夫婦のどちらかが環境に馴染まなかったら
  • ビザが取れなかったら
  • 資金的に厳しくなったら

「一度海外に出るといったんだ」と意固地にならず、家族のことを考えて最善と思われる選択肢を選びましょう。

アレコレ書きましたけど

なんだかアレコレ書きました。
どれもポジティブな話ではありませんが、海外へ移住を考えている人には知っておいてほしいことばかりを書きました。

どれも答えがあるものではありません。人それぞれ正解があるし、人によっては今回書いたことは「些末」なことかもしれません。

でも、1人で渡航するのとは違って、家族で渡航するということはいろいろ前もって考えておきたいことがたくさんあるはずです。

石橋を叩かないのもだめ。叩きすぎて橋を壊してしまうのもダメです。

今回のようなことをちょっと頭の片隅に入れながら「移住」について考えてみてもらえると嬉しいです。

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