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ニュージーランドは南北で島が別れていたり、日本のような高速道路や電車の交通網がないため長距離の移動は飛行機で行うことが多くなります。
ニュージーランドには国内で主に2社の航空会社が運行しています。
そこで今回はニュージーランド国内を飛行機で移動するとき、その2社どっちが良いのか、使い分けをを紹介します。
このページの目次
国内線の航空会社は主に2社しかない
ニュージーランド国内を飛ぶ航空会社は主に2社しかありません。
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- Air New Zealand
- Jetstar
この2社です。厳密には他にも航空会社はありますけど、この2社だけ抑えておけば大丈夫です。
先に結論。どっちが安いとかはない
先に結論を書くと、どっちが安いとかは正直ありません。
なぜなのか?はこのあと触れていくとして、日によって時間帯によって、旅の荷物によって両社の値段は変わってきます。
そのため一概にどっちが安いというのは言い切れません。2社の違いを理解した上で希望する日のチケットや、荷物の量などと相談するのがベストです
Air New ZealandとJetstarの違い
では、2社の違いを見ていきましょう。
就航都市の違い
Air New ZealandとJetstarの大きな違いの1つは就航都市の違いです。
Jetstarの場合、下記の9都市に就航しています。
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- Auckland
- Christchurch
- Dunedin
- Napier
- Nelson
- New Plymouth
- Palmerston North
- Queenstown
- Wellington
そしてAir New Zealandの場合は21都市もあります。
- Kerikeri
- Whangarei
- Auckland
- Hamilton
- Tauranga
- Rotorua
- Taupo
- Gisborne
- New Plymouth
- Napier
- Palmerston North
- Kapiti Coast
- Wellington
- Nelson
- Blenheim
- Hokitika
- Christchurch
- Timaru
- Queenstown
- Dunedin
- Invercargill
目的地によっては「JetstarでもAir New Zealandでも行ける」場所があったり、逆にAir New Zealandでないと飛行機では行けないケースもあります。
例えばオークランド(Auckland)からブレナム(Blenheim)へ飛行機で行きたい場合は、Air New Zealand一択になるし、オークランドからウェリントンに行きたい場合は、航空会社を選ぶことができます。
飛行機の時間や便数の違い
Air New ZealandとJetstarの両方が就航している場合、飛行機が出る時間や便数にも違いがあります。
例えば2018年1月13日火曜日、オークランドからウェリントンに飛ぶ場合、Air New Zealandの場合、1日に20便出ています。ところがJetstarの場合、1日6便しかありません。
試しに1月13日オークランド発の便をすべて書き出してみました。オレンジ色の文字はJetstarだけが飛ぶ時間、オレンジ色で★が付いているのは2社とも就航している時間です。
- 6:30 – 7:35
- ★ 7:00 – 8:05
- ★ 7:30 – 8:35
- 8:00 – 09:05
- 8:30 – 9:35
- 9:00 – 10:05
- 10:00 – 11:05
- 11:00 – 12:05
- ★ 12:00 – 13:05
- 13:00 – 14:05
- 14:00 – 15:05
- 15:00 – 16:05
- 15:10 – 16:15
- 15:30 – 16:45
- ★ 16:00 – 17:05
- 17:00 – 18:05
- 17:30 – 18:35
- 18:00 – 19:05
- 18:30 – 19:35
- 19:00 – 20:05
- 20:00 – 21:05
- 21:00 – 22:05
こう見ると違いがはっきりします。Air New Zealandはほぼ1時間毎に便がありますが、Jetstarは朝と昼、夕方にしか便がありません。
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都市ごとに便数や便の時間は違いますが、多くの場合Jetstarは便数が少ないです。
つまり到着していたい時間帯、または出発できる時間帯によっては選択肢はAir New Zealandしかないということです。
機内サービスの違い
機内サービスも若干違います。Air New Zealandはコーヒーやスナックが出ます。Jetstarは出ません。でも、これはどっちを使うか決める大きな要素にはなりませんね。
フライトアテンダントは?というと、これも大きな違いはないように思えます。
ただ数回Jetstarに乗った感想は清掃がイマイチでした。窓ガラスに明らかに誰かが寄っかかって寝た脂か整髪料のあとがベタッと付いていたことがありました。
ただ値段しだいで多少イマイチでもJetstarを選ぶことも十分あります。
預け荷物の料金の違い
日本から旅行をする時、1人1つはスーツケースを持っていますね。
その場合の値段の違いはどうなるでしょうか。
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Jetstarの場合、20キロまで荷物を預けられるプランの場合、1人29ドル追加になります。この料金には座席指定と食事・飲み物の券が含まれます。
Air New Zealandの場合は、23キロまでの荷物を預けられるプランは1人10ドル追加です。
ただし座席指定は含まれていません。座席指定は場所によって値段が異なり、5ドルから10ドル程度です。
つまりJetstarのほうが安くても荷物を預けると、高く付いてしまうかもしれません。また複数人で旅行していて「荷物を預ける人・預けない人」がいる場合は、どっちが合計で安いのか?を考える必要があるということです。
個人的にはAir New Zealandを使うことが多いです
僕個人の場合、Air New Zealandを使うことが多いです。
理由は便数が多いこと、それと国際線でニュージーランド航空を使うことが多いのでマイルをそっちで貯めているからです。
ただ遊びでどこかに行くときは「時間より安い便」を選ぶこともあるので、そういうときはJetstarで行くこともあります。
今回の違いを参考に、より便利な方、より安い方を選んで快適に旅してください!