謎が解決!ウェリントン市内で市民がクラクションを鳴らずトンネル

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今日は超ローカルな話題です。

ニュージーランドの首都ウェリントンにある車が通るたびにクラクションを鳴らすトンネルがあります。

4年前にウェリントンに越してきて、最初なぜ対向車がクラクションを鳴らすのか不思議でした。「あれ?ライト付けないとダメなの?」とか、「知り合いだった?」と思ったりしました。

ところが先日、ひょんなことからどうしてトンネルでクラクションを鳴らすのかその謎が解けました。

通行車がクラクションを鳴らすトンネル

Entrance to Mount Victoria tunnel

ウェリントン空港から街なかへ向かう時に必ずと言っていいほど通るトンネルがあります。名前をMt. Victoria Tunnel(マウントビクトリア・トンネル)といって、このトンネルには不思議な習慣があります。

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それは通行する車がクラクションを鳴らすというものです。

全員が鳴らずわけではありません。トンネルを通り抜けるあいだ1回も聞かないということはほとんどありません。たいてい誰かがクラクションを鳴らして、それに答えるように数回。それが何度か繰り返されます。

もちろんニュージーランドに「トンネルを走るとき、時々クラクションを鳴らす」という交通ルールがあるわけではありません。

ウェリントン市内でもクラクションを鳴らすトンネルはここだけです。

噂:クラクションを鳴らす理由

ウェリントンに越してきて割りとすぐ、誰かにこのトンネルでクラクションを鳴らす理由を聞いたことがあります。

そのときの説明は「ハッピーだと鳴らす」というなんとも、「そんな理由?」というものでした。

でも、ここはニュージーランド。そんな理由もあり得るので、その理由を鵜呑みにしていました。

でも、実はまったく違う理由でクラクションは鳴らされていたんです。

謎が解明。トンネルでクラクションを鳴らす理由

Mt Victoria Tunnel

このトンネルのなかでクラクションを鳴らすという風習が始まったのは今から約90年前、1931年10月まで遡ります。

1931年10月12日、このトンネルがオープンした当初、トンネル内で女性の幽霊を見るという噂が流れました。

日本でも「このトンネルには幽霊が出る」なんて噂が流れて、テレビ局がタレントを連れて取材に行ったりしますよね。

でも、ここウェリントンのマウント・ビクトリア・トンネルの幽霊騒ぎはもっと生々しい話なんです。ちなみにこのあと幽霊の描写はありません。ご心配なく。

トンネルがオープンする少し前の7月、このトンネルで殺人事件が起こりました。

当時29歳だった作業員George Coatsが、当時まだ17歳の妊娠している妻Phillis Symonsを殺害。その後、まだ工事中だったマウント・ビクトリア・トンネルに埋めてしまいました。

なぜ、Phillisがトンネル内に埋められたことがわかったのか。

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実はPhillisはある日突然姿を消しました。まわりにGeorgeは「Phillisは実家に帰った」と話していましたが、その数日後にGeorgeも住んでいた家から姿を消しました。

そこでPhillisの友人が彼女の家財を片付けていると、Phillisが殺される前にGeorgeの目に触れないようマットレスの下に、いかに自分がひどい扱いを受けていたかを書き記した手紙を残していたことがわかりました。

さらに捜査の中で、トンネルの工事現場で働いていたGeorgeがある日、スコップで何かを埋めていたという供述を得たことで「GeorgeがPhillisを殺したのでは?」と容疑をかけられることになります。

工事は中断。総勢100名以上の警察官を動員し、トンネル内を掘り起こし、Phillisが無残な姿でなくなっているのが見つかりました。

その後、もちろんGeorgeは逮捕。絞首刑に処されました。

現在、PhillisはKaroriというエリアにある墓地(Karori Cemetery)に埋葬されています。

事件の数カ月後にトンネルはオープンしましたが、Phillisの亡霊はトンネルが出ると噂が広がり、亡霊を遠ざけるのと同時に、亡くなったPhillisへの追悼の意味を込めてクラクションを鳴らすようになりました。

夜、1人でトンネルを通るのが怖くなりました…

こんな話を紹介しておいて、なんなんですけど、こういう話実は得意ではありません。。。

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今後、1人で今回紹介したマウント・ビクトリア・トンネルを通るのが怖くなってしまいそうです。。(涙

バックミラーとかサイドミラーは見ないように、そしてクラクションを鳴らしながら、駆け抜けたいと思います。

ちなみにトンネルはここにあります。

情報元:Wellington Live | Underground History

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