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先日、ニュージーランドで暑さのあまり扇風機が店頭から姿を消したという話を紹介しました。
ニュージーランドの新聞社stuff.co.nzによると来週の火曜日(1月30日)は40度を記録する場所もあるとのこと。
ニュージーランドの26都市で1月の平均最高気温・平均最低気温と、今週末の最高気温と最低気温を比較する記事が同じくStuff.co.nzに掲載されていました。
今年はとにかく暑い。記録更新もあり得る!?
今週の木曜日、ニュージーランドは全国的に気温が高く、クライストチャーチの北にあるWaiau(ワイアウ)で37度を記録しました。
来週火曜日はダニーデンがあるオタゴ地方とクライストチャーチがあるカンタベリー地方は特に暑くなることが予想されています。
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月曜日も暑くなりますが、それよりも火曜日のほうが暑くなり、40度に達することもあり得ると、ニュージーランドで気象調査を行っているNIWAが発表しました。
ちなみにニュージーランドの最高気温は南島、ランギオラで観測された42.4度で1973年2月7日に観測されました。北島の最高気温は同じ日にルアトリアで観測された39.2度です。
驚くべきことに最高気温のトップ10はすべて南島で観測されています。多くがクライストチャーチまたはティマル周辺です。このあたりは暑くなりがちなんですね。
各地の平均最高気温と今週末の気温
今年が例年と比べてどのくらい暑いのかひと目で分かるようにグラフにしてみました。
薄い色が例年の平均気温。そして濃い色が今週末の気温です。
北島の平均気温と今週末の気温
まずは北島の最高気温がこちらです。

そして北島の最低気温を比較してみましょう。

南島の平均最高気温と今週末の気温
では、次は南島の最高気温の違いです。
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最後に南島の最低気温の差をご覧ください。

西海岸と南島で暑くなる傾向がある
これらの棒グラフを見ていくとわかることがあります。
それは今年は西海岸のほうが暑くなり、さらに北島よりも南島のほうが暑くなる傾向があります。
たとえばミルフォードサウンド、ダニーデン、クイーンズタウンは3都市とも最高気温が例年より8度も高く、さらに最低気温も5度以上高くなっています。
逆に東海岸にあるギズボーンやネイピア、ブレナム、ファンガレイなどは気温は上がっているものの、他の地域と比較すると気温が上がっていません。
熱中症などに気を付けましょう
「ニュージーランドの夏は涼しい」とよくいいます。日本と比べて湿度が低く、日本のように「外に出ると汗が止まらない」というほどの暑さはありません。
とはいえ、今年のニュージーランド「晴れると」けっこう暑いです。この「晴れると」がポイントで雨が降ると一気に寒くなることがあります。注意しましょう。
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あとは水分と塩分をキチンと取ったり、こまめに休憩をとったりしながら熱中症にも気を付けましょう。