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ニュージーランドの定番デザートといったら、何を思い浮かべますか?
ホーキポーキー!?
そうですね。ホーキーポーキーも定番ですね。でも、今回紹介したいデザートはホーキーポーキーではありません。パブロバです。
パブロバは実はオーブンに入れる前の準備はたった10分という超簡単デザートなんです。
日本でも、もちろんニュージーランドでも簡単に作れるので今日はこの年末年始に皆さん作ってみてはいかがですか?という思いを込めて作り方を紹介します。
実は甘すぎるだけのお菓子じゃないパブロバ
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ニュージーランドで留学・ワーホリをしたことがある人たちなら、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。そして「歯が溶けるほど甘い」と思ったのではないでしょうか。
でも、実は甘みを抑えれば、ものすごく美味しいんです。個人的には「うまくやれば日本で流行ってもおかしくない」とさえ、思っているほどです。
実際、以前、南島のPegasus Bayというワイナリーレストランで食べたパブロバは最高に美味しかったです。あのパブロバでイメージが一転しました。
パブロバの材料はこちら
では、パブロバを作るのに必要なものから見ていきましょう。
- 卵白 … 3つ分。冷蔵庫で冷やしておく
- 塩 … ひとつまみ
- 砂糖 … 180グラム
- コーンスターチ(片栗粉) … 小さじ半分
- お酢 … 小さじ半分
- バニラエッセンス … 適量(数滴)
- 生クリーム … 適量
- 盛り付けようのデザート … 適量
このレシピでは生クリームに砂糖を入れない、もしくは少し入れる程度です。そのためパブロバの生地が少し甘めになっています。
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場合によっては砂糖の量を減らして、甘みを生クリームなどで調整してもいいのかもしれません。ただ個人的にオススメなのは、最初はこの分量で作って2回目に砂糖の調節をすることをお勧めします。
ちなみに今回使った砂糖は「Raw Suger」という砂糖を使いましたが、他の砂糖でも大丈夫です。
Raw Sugarの日本語がなんだかよくわからなかったんですけど、ブラウンシュガーのような色をしたグラニュー糖のようにつぶつぶとした砂糖です。
準備から焼きあがって食べられるようになるまで1時間半ほどです。
そのうちオーブンに入れるまでが10分程度。オーブンで約時間が1時間、そしてオーブンから出して冷めるまで10分程度です。
それでは作り方です。
下準備パブロバの作り方
01:下準備をする
まず下準備をします。
初めにオーブンを150度で温めましょう。
そして卵を割って卵白を分けて、砂糖を計量。そして塩、コーンスターチ(片栗粉)、お酢、バニラエッセンスを手の届くところに出しておきましょう。
それとオーブンに入れる天板(トレイ)にクッキングペーパーを敷いておきます。
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02:卵白を泡立てる
卵白をボウルに入れて、塩をひとつかみ入れます。そして泡立て始めます。このあと砂糖を入れて、さらに泡立てていくのでここでしっかり泡立てる必要はありません。
03:砂糖を入れて行く
泡立ってきた卵白に砂糖を入れていきます。
このとき砂糖を全部入れないで、3-4回に分けて「砂糖を入れる→混ぜる」を繰り返しましょう。すると、卵白がツヤっとして、粘り気が出てきます。これがメレンゲです。
Raw Sugerやグラニュー糖のような粒が大きな砂糖だと、全部溶けませんが問題ありません。
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04:残りの材料を入れて混ぜる
残りの材料を全部入れて、もうちょっとだけ混ぜましょう。
05:天板にメレンゲを盛る
オーブンに入れる天板(トレイ)にメレンゲを持っていきます。
今回は全部で6つ作りました。これで大きさ的にはコンビニの肉まん程度です。これより小さく8個とか10個作っても構いません。
06:オーブンで焼く
150度で温めていたオーブンを140度に落として、天板に持ったメレンゲをオーブンに入れます。焼き時間は上の6個サイズで1時間くらいでした。
我が家では30分で1回チェック。次は20分後にチェック。そして最後10分経ってオーブンから出しました。
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この辺はオーブンの性能や、湿度、さらにメレンゲの大きさや、卵の大きさ(卵の分量)にもよって変わってくるので、最後の方はちょくちょくチェックしましょう。
焼き上がると、中はほぼ空洞になっています。外はカリカリ、中は少しだけしっとりしています。それか、1時間経ってオーブンの電源を切ったあと、予熱でゆっくり温度を下げていくと、完全にカリッカリになって、それはそれで美味しいです。
焼けて冷めたらすぐに食べたい人はオーブンで焼いているあいだにフルーツを切っておくと、そのあとがスムーズです。
07:盛り付けたら出来上がり!
ある程度、焼いたメレンゲが冷えてきたら生クリームをホイップしましょう。上でも書きましたが、生クリームは砂糖を入れなくてもOKです。焼きあがったメレンゲをちょっと食べて、砂糖を入れるか入れないか判断しましょう。
そしてホイップした生クリームを周りにのせて、ブルーツで盛り付けたら完成です!
これが出来上がりです!フルーツは何をいろいろ盛り付けると彩りがキレイですね。
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意外と甘くなくて美味しゅうございました
レシピを見て、「さ、さ、砂糖を180グラムも!?」と思いますよね。でも、オーブンで焼くと、キャラメルが砂糖だけなのに甘みが飛んで苦味とか香ばしさが出るのと同じで、歯が溶けるほどの甘さではありません。
それと生クリームに砂糖を入れない、もしくは少しだけにすることで、生クリームが「さっぱり要素」になります。またフルーツもたっぷりなので、それらの酸味が合わさって、絶妙です。
アイディア次第でいろいろ楽しめます
今回はシンプルで基本的なパブロバを作りましたが、パブロバの甘さを抑えて、焼きあがったバブロバの中にアイスクリームを入れて、さらに生クリーム、そしてフルーツで盛り付けても美味しいです。
他にも、大きさをシュークリームくらいにして、カスタードとホイップクリームを入れても良さそうですね。
アイディア次第でいろいろ楽しめると思うので、ぜひ作ってみてくださいね!
ちなみにパブロバの語源などの記事を過去に書いているので、興味がある方はそちらもご覧ください。