世の中の8割以上のマヌカハニーは偽物。国が基準を設け偽物撲滅に動き出す

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マヌカハニーと言えばニュージーランド原産のハチミツで、ニュージーランド旅行のお土産としてはもちろん、日本国内でもその特別な効能から愛好家も数多くいます。

数年前からニュージーランド国内のニュースで「マヌカハニーを世界的な商標にしよう」「マヌカハニーにガイドラインを設けよう」といった話題が取り上げられていました。

というのもマヌカハニーは通常のハチミツよりも値段が高く、そこに目をつけた悪意のある養蜂家などがまったくの偽物や、マヌカハニーの成分が低いものをマヌカハニーと称して販売して問題になっていたからです。

約8割が偽物!?偽マヌカを撲滅するために動き出す

Common Tea-tree flower

「マヌカハニー」というのは、もともとニュージーランドとオーストラリアの一部にのみ自生するManukaという木から取れるハチミツのことをいいます。

そのマヌカの木で生産される量は年間で1,700トンと言われています。
しかも「アクティブ・マヌカハニー」という医療効果がある効能が高いマヌカハニーはたったの2割しかありません。

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ところが不思議なことに全世界で売られているマヌカハニーの量は年間で10,000トンにも及びます。つまり世界中で売られている83%のマヌカハニーは偽物かもしれません。

Riddle of how 1,700 tons of manuka honey are made… but 10,000 are sold – NZ Herald

「世界中で売られている83%のマヌカハニーは偽物かもしれません」と、少し曖昧な書き方をしたのは、例えばニュージーランドで自生するマヌカハニーの苗木を海外に持ち出し、その木を増やして作ったマヌカハニーもあるからです。実際、日本でもマヌカハニーは生産されています。

個人的には「ニュージーランドで作ったものだけがマヌカハニーである」というつもりはありません。なので、ここではそれらを「偽物」と呼ぶつもりはありません。ただ中には悪意がある養蜂家もいるということです。

ただし、ニュージーランドとしては「もともとマヌカの木はオーストラリアでも自生していますが、「マヌカ」という言葉はマオリの言葉。国としては「ニュージーランドで生産されたマヌカハニー」というブランドを維持したいため、今回ガイドラインを設けることになりました。

国が設けたマヌカハニーの基準とは

第一産業省の発表によると、今後マヌカハニーは4つの成分検査と、1つのDNA検査を行うそうです。そしてその検査を通ったものだけがニュージーランド認定のマヌカハニーとして海外に出荷されます。

農業大臣(Agriculture Minister)のDamien O’Connorによると、

この検査はマヌカハニーの価値や評判を守るためにとても重要な手段である。
業者や消費者はそのマヌカハニーが本物であるか?を知りたがっている。今回の検査はその品質を保証するものである。

と述べています。

ちなみにNational’s Food Safetyという団体のスポークスマンは、「今回、国が設けた基準は我々のフィードバックを無視したものだ」と述べています。その団体はマヌカハニーにだけ含まれる「レプトスペリン」と呼ばれる成分の検査も行うべきだとのこと。

この取り決めは来年2018年2月5日より施行されるそうなので、それまでに検査内容が変わったり、施行後いろいろ調整が図られていくのかもしれません。

詳細が分かり次第、続報をお届けします

個人的な味の好みは別れますが、マヌカハニーといえばニュージーランド土産としても人気があります。

なので、今後この試験が導入されれば、国が認定したマヌカハニーには、それがわかるシールなのか何かが付くはずです。

また値段やさまざまなことが変わってくるかもしれませんので、続報が入り次第またお伝えしたいと思います。

情報元:Scoop News | Māori Television ほか

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