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今年も残すところあと1ヶ月。
ニュージーランドでは各お店の飾り付けがクリスマス仕様になったり、クリスマスプレゼントショッピングにあわせて各店で、セールが行われるなど、「夏のクリスマス」に向けた準備が進んでいます。
今日紹介するのは、
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キウィ英語は訛りすぎてサンタも聞き取れない?
今回紹介する動画は「ニュージーランド航空=機内安全ビデオ」と思ってしまいがちなんですけど、そうではありません。単純にクリスマスに向けて作られた動画です。
ニュージーランドの自然を紹介するわけでも、良さを紹介するわけでもなく、ニュージーランド訛りを笑いにしている動画です。他の国の企業が作ったら、「バカにしてる」となるんですけど
動画は日本語字幕がないので、英語にちょっと自信がない方は動画の下にある「CC」をクリックして字幕を表示させてください。
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もし字幕の色が薄くて読めない場合は、「歯車」→「字幕」→「オプション」とクリックして、下にスクロールすると「フォントの透過度」という項目があるので、そこを100%にすれば字幕の色が濃くなります。
動画のあとで、この動画の解説がありますので、あわせてご覧ください。
いかがでしたか?
この動画、字幕なしでクスッと笑えた人はかなりニュージーランド英語を知ってる、また耳がニュージーランド英語に慣れた人ですね。
今回の動画。サンタが何をどう聞き間違えているのか?というと
- Adam(アダム) … Edim
- Bed(ベッド) … Beard(ヒゲ)
- Piggy Bank(ブタの貯金箱) … Puggy bank(パグの貯金箱)
- Tom(トム) … Tum
- Ben(ベン) … Bin(ゴミ箱)
- Basketball(バスケットボール) … Biscuit ball(ビスケットボール)
- Airplane(飛行機)… Ear plane(耳飛行機?)
- Wendy(ウェンディー) … Windy(風が強い)
- Magic tricks(手品のやり方)… Magic trucks(魔法のトラック?)
- Big screen TV(大きな液晶テレビ)… bug screen TV(虫が付いたテレビ?)
どうしてこんなことになるのか?についてフライトアテンダントの人はこんなふうに言っています。
「A」が「E」の発音、「E」が「I」の発音、「I」が「U」の発音、そして「O」はそのまま「O」の発音、「U」は普段は「U」になる。
んーー、混乱しますね(笑
でも、このルールを意識して見ると、Adamの発音は「アダム」ではなく「イーディム Edim」となるのがわかりますね。
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実際、ニュージーランドでは「PenとPinは両方ピン」だったり、「TenとTinはティン」だったりします。まぁ、普通だったら子どもがヒゲ(beard)を欲しがるわけないので、ベッド(bed)だってわかるんですけどね。その辺を面白おかしくしているわけです。
訛りは個性
正直なところ「ニュージーランドの英語は訛っている」というのは、あまり好きではありません。
それではまるで「アメリカとかイギリス」の英語が「標準」で、他の英語は「それ以外」「地方の英語」のようなイメージがあるからです。
実際のところは個性です。日本人は日本語訛りになるし、中国人やインド人などそれぞれの国の人が、それぞれの英語を喋っていて、それらは個性と捉えられています。
もちろん残念なことに、ニュージーランドにいて他の国の訛りがある英語を話すとバカにする人もいます。中には話す英語で対応を変えてくる人もいます。嫌な思いをしたことがある人もいるかもしれません。でも、そういう人は心無い人です。
今回のように自分の国の英語を訛っているとして面白おかしくするのは、「個性」を全面に出すという意味ですごく良いなと感じました。
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