ウェリントンの電車が全面スト。なぜこのタイミング?と非難の声

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日本ではもうめっきり耳にすることがなくなった「ストライキ(スト)」。きっと若い人は「ストライキって何?」という人も多いかもしれませんね。

今日2017年11月16日、ウェリントンの電車は全面ストに突入し、新聞やニュースを賑わしています。今回のストライキによって数万人の足に影響が出ているだけでなく、「よりによって今日?」という非難の声も上がっています。

そこで今日はそんな日本ではもうあまり耳にしないストライキって何?と、今回のウェリントンで行われているストライキにまつわるニュースを紹介します。

そもそもストライキって何?

まず初めに「ストライキって何?」を書いておきます。
僕を含むある程度の年代の人たちにとって、ストライキという言葉を知らない人はいないはずです。

ところが1974年にピークを向かえたストライキはその後、激減し1990年ころにはほとんど行われなくなりました。つまり20代後半30代前半の人たちはストライキという言葉を目にしたり耳にする機会があまりなかったということですね。

大辞泉によるとストライキはこのように書かれています。

労働者が労働条件の改善・維持などの要求を貫徹するため、集団的に労務の提供を拒否すること。ストライキ権は団結権・団体交渉権とともに労働者の有する基本的権利であるが、日本では公務員などの官公労働者は法律で禁止されている。

つまり「給料や労働条件などの労働環境を改善してくれないなら、全員仕事はしませんよ」と、経営陣に叩きつけて労働環境の改善を求める動きということです。

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そんなストライキが今日、ウェリントンの鉄道会社で行われたわけです。

ウェリントンの鉄道Metlinkが全面運休

no train service available

今日、ウェリントンの鉄道Metlingが24時間のストライキに突入しました。もともと5月から労働環境の改善を求めて経営側と交渉をしていたのが、長引く交渉に決着を付けるために今回ストライキに踏み切りました。

始まったのが今日午前2時、終わるのが明日の午前2時です。

今回のストライキは、労働環境の改善を求めるということに関しては住民は比較的文句の声がありません。中には「これを理由に休める」というツイッターの声もあるほどです。そのせいか今日は郊外のカフェが土日並みに混んでいました。

ところが今回のストライキは「どうしてこのタイミング?数日ずらせなかったのか?」といった非難の声も上がっています。

ここではまずはじめにストライキの概要に触れていきます。

今回のストライキは鉄道会社のストライキなので、電車が全線で運休となっています。これによって電車で通勤・通学している人たち3万人の足に影響が出ています。

ちなみにウェリントンの公共交通機関は「電車とバス」しかありません。つまり、電車が全面運休になってしまった場合、バスを使うか、もしくは自家用車・バイク・自転車などを使うしかありません。

今回のストライキについてウェリントンの電車Metlinkは、利用客に対して

別の方法で通勤・通学するか、もしくは今日は出かけないことも考えて欲しい。

とアナウンスしています。

ところが電車がなくなるからといって、バスが増便されるわけではありません。そのため自家用車で通勤・通学する人が増えるため道路が混むことは必至です。そして道が混めば今度は唯一の公共交通機関のバスに大幅な遅れが出るという悪循環が生まれます。

また今日、用事があって出かけたんですけど、メイン通りが混んでいるため抜け道もいつもより通行量が多くなっていました。

というより、そもそもストライキをして迷惑をかけている側が「出かけないことも考えて欲しい」といってしまうのはどうなんだ?と思います。

よりによってこのタイミングでストライキ

今回のストライキが避難された大きな理由は、日本でいうところの共通一次のような試験NCEA Examsが今日行われるからです。

つまり電車で試験を受けに行こうと思っていた人たちは、行けなくなってしまったり、別の交通機関で行こうとしても普段より時間がかかってしまって遅刻してしまうわけです。

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もちろんストライキは昨日からわかっていたので、家族に頼むなどして朝早く家を出れば良いのかもしれません。でも、そういう問題ではありませんよね。

そのため「どうして今日でなければいけなかったのか?数日前か数日あとではダメだったのか?」といった声が上がっているわけです。

NCEAの試験について朝のニュースでキャスターが

NCEAを受ける学生はストライキが原因の場合は、何かしら処置があります。だからパニックにならないで欲しい。

と伝えていました。

とはいえ、学生はこの日のために一生懸命勉強してきたわけです。「日を改めて試験を受けられる」としても、出だしを挫かれるとケチが付いた感じになってしまいますよね。

ちなみに去年もNCEA Examsは延期になっていました。
というのも、去年は試験日にカイコウラで大地震があり、その影響でウェリントンの市街地も大きな影響が出たからです。

地震という天災は避けられないにしても、ストライキは別の日にできなかったのかな?と思われてもしょうがないですよね。

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