地球温暖化の影響!?ニュージーランドは冬が100年前と比べて1ヶ月短くなっている

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ここ数年、過去に経験したことがないような大雨が降ったり、まだ春なのに真夏日を観測したり、毎年毎年「異常気象」とか「温暖化」という言葉を耳にします。

今日紹介するニュースはニュージーランドだけに限った話ではありませんが「地球温暖化」の話です。

なんでもニュージーランドの冬が100年前と比べて1ヶ月も短くなっているそうです。いったいどういうことなのでしょうか。

100年前より冬が1ヶ月短くなった?

27 June 2012 雪 ニュージーランド

イギリスのメディアThe Guardianによると、ニュージーランドの冬は100年前より遅く始まり、そして早く終る傾向にあるそうです。

ニュージーランドの環境を調査する機関NIWA(National Institute of Water and Atmospheric Researchの略)が調査したところ、世界各国で起こっている「冬が短くなっている現象」と同じことがニュージーランドでも起こっていることがわかりました。

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ニュージーランドは四季があります。一般的には

春 …  9月から11月
夏 … 12月から2月
秋 … 3月から5月
冬 … 6月から8月

といわれています。NIWAによると南島と北島の一部では「冬の気候」といえば、「霜が降りる」「雪が降る」「夜の気温はマイナス7℃以下」を指し、冬の平均気温は「9度以下」といわれています。

NIWAでは約100年前の1909年から1938年までの30年と、直近の30年(1987年から2016年まで)で、ニュージーランドの代表的な場所7ヶ所を選び、それぞれの気象データと照らし合わせました。

すると「冬の平均気温9度以下」の日数が1909年から1938年までのは100日だったのに対して、1987年から2016年までは70日しかありませんでした。

つまり「30日冬が短くなった」ということです。だいたい平均的に見ると、冬が始まるのが半月遅くなって、終わるのが半月早くなっているとのこと。霜が降りる日も減っているそうです。

直近の話でいうと、去年2016年は気候的に7月と8月だけが冬で6月は異常に暖かく、そして今年は6月と7月が冬の気候で8月が異常に暖かかった。

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さらに年間を通しての気温も上がっています。

気候区分すら変わってしまうかもしれません

ここ数年、ニュージーランドでは夏の雨が極端に減ってしまったり、気温の変化が著しいなどの理由から気候区分がかわってしまったのでは?といわれています。

ニュージーランドの気候は本来「西岸海洋性気候」という気候区分です。この気候区分は夏は涼しく、冬は暖流や偏西風の影響で比較的温かく暮らしやすい気候です。
雨も雨期という雨期がない代わりに、年間で安定した降水量があります。

ところが最近その気候が「地中海性気候」に近づいてきているという話があります。地中海性気候というのは冬は温暖で雨が多く、夏は高温で乾燥する気候です。

有名なところだとフランスやイタリア、スペイン、カリフォルニアなどが同じ気候で、リゾート地でよくある気候です。

暖かいのは生活する上では良いけれど

個人的には寒いのが苦手なので、「寒い冬が短くなるのは良い」と思いがちなんですけど、実際社会的に見ると、いろいろ問題があります。

例えばニュージーランドを代表する果物のキウィフルーツは、気温の上昇を受けて、キウィフルーツの産地が徐々に南下しています。今の気候では暖かくなりすぎるため、南極に近い南に移動しています。

また農家にとっても「冬」はとても大切な季節です。
寒いときは害虫、害獣の活動が弱まり、その期間に害虫・害獣を減らす対策を打ちますが、温かすぎると害虫、害獣は一年中活動するため、駆除が大変になります。

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ただ逆にメリットもあって、暖かければ餌となる草の育つ期間が長くなり、また育つスピードもあがります。

他にも気温や降水量が変わることで、今まで特定の作物を作るのに適していた気候だったのが、適さなくなり逆に今まで寒すぎて作るのが難しかったものが、ニュージーランドで作れるようになるなどの影響が出ています。

ということで、ニュージーランドの冬が短くなってきてますよというお話しでした。

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